【MLB】ダルビッシュ、黒星先行で前半戦終了も「オールスター」の実力 同僚も擁護

【MLB】ダルビッシュ、黒星先行で前半戦終了も「オールスター」の実力 同僚も擁護

レンジャーズ・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

6勝8敗で前半戦終了となったダルビッシュ

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が9日(日本時間10日)の本拠地エンゼルス戦で先発したが、8回途中3安打2失点と力投するも味方打線の援護なく、8敗目(6勝)を喫した。自身4連敗でオールスターゲームに参加することになった右腕について、球団公式サイトでは「ダルビッシュは負け越しにも関わらず、オールスター」と擁護している。

 ダルビッシュは初回2死走者なしからプホルスに左中間へ先制のソロ本塁打を被弾。2回以降は無失点に抑えたが、5回は守備の乱れもあり1死二、三塁とするとグラタロルに犠飛を浴びて2失点目を喫した。

 8回1死から四球と二塁打で二、三塁となったところで降板。この日は7回1/3で102球を投げ、3安打4四球6奪三振2失点で防御率は3.49となった。レンジャーズは9回にも1点を失い、0-3と完封負け。連勝は3で止まった。

 試合後、球団公式サイトはレンジャーズ史上オールスターに選出された先発投手がここまで14人で19回というデータに触れた上で、今回、ダルビッシュが初めて負け越しで選出されたことに言及。一方、この前半戦で打線の援護が極端に少なかったことも紹介し、ダルビッシュの9回登板あたりの打線の平均得点は3.49で、オールスターブレークまで最低100イニングを投げた投手の中で球団史上10番目に低い数字だったことをレポートしている。また、ダルビッシュのここ9登板に限ると、9回当たりの登板でのチームの平均得点は1.80だったという。

女房役は投球を高評価、アンドルスも「援護できることを願っている」

 ただ、ダルビッシュは記事の中でこの状況を気にしていないと語っており、ジェフ・バニスター監督も「これは見殺しか? 私は見殺しとは言わない。我々はトップパフォーマンスの男(エンゼルス先発ラミレス)と対戦することになった。彼はいいボールを投げていた。ダルビッシュはわずか2球失投があった。もしも、ダルビッシュがいいボールを投げていたら、自分には勝機があっただろう」と話している。

 反面、女房役のチリノスはエースを擁護しており、記事の中で「ダルビッシュは際立っていた。プホルスへの変化球は抜けてしまったが、そこから、彼は乗っていた。ファストボール、チェンジアップは今日、信じられないぐらいだったよ」と投球を高評価している。また、アンドルスも「あんな力投をした選手にはいつだって点を入れてあげたい。前半戦はユウにとってラッキーとは言える状況ではなかった。でも、僕たちも努力しているんだ。チャンスは何回かあったけれど、それを生かしきれなかった。後半戦は彼の援護できることを願っている」と語ったという。

 19登板で6勝8敗と黒星が先行しているが、試合終了時点で防御率3.49はリーグ9位。また投球回118.2回は同5位、125奪三振は同3位、被打率.215は同5位、WHIP1.13は同7位と上位につけている。前半戦はこれで終了。ダルビッシュは球宴に参加するものの登板はせず、後半戦へと突入する。今季終了後にフリーエージェント(FA)となる見通しの右腕は球宴明けに白星を積み重ねることはできるか。味方の援護も重要な要素となることは間違いない。(Full-Count編集部)

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