若手中心のオールスター戦、出場選手の過去通算成績は?

若手中心のオールスター戦、出場選手の過去通算成績は?

広島・鈴木誠也【写真:荒川祐史】

14日に第1戦が行われるオールスター

 1951年に始まったNPBのオールスターゲームは、今年で67回目。14日の第1戦はナゴヤドーム、15日の第2戦はZOZOマリンで行われる。真夏の球宴としてすっかり定着したが、2005年の交流戦の始まりとともに、その役割は変化しつつある。

 今季、選出された野手のオールスターでの戦績は以下の通り(※並びは通算安打数順、所属の横の数字は昨年までの出場回数)。

【セ・リーグ】
坂本勇人(巨、8)47打数15安打4本塁打7打点1盗塁、率.319
新井貴浩(広、7)29打数13安打2本塁打4打点0盗塁、率.448
阿部慎之助(巨、12)44打数12安打2本塁打7打点0盗塁、率.273
鳥谷敬(神、6)34打数11安打0本塁打2打点0盗塁、率.324
糸井嘉男(神、8)38打数9安打0本塁打3打点2盗塁、率.237
筒香嘉智(De、2)11打数6安打2本塁打4打点0盗塁、率.545
丸佳浩(広、4)28打数6安打1本塁打1打点0盗塁、率.214
菊池涼介(広、3)14打数4安打0本塁打1打点0盗塁、率.286
鈴木誠也(広、1)4打数3安打0本塁打1打点0盗塁、率.750
大島洋平(中、3)12打数3安打0本塁打1打点4盗塁、率.250
田中広輔(広、1)4打数2安打0本塁打3打点0盗塁、率.500
戸柱恭孝(De、1)3打数1安打0本塁打2打点0盗塁、率.333
初出場5人

【パ・リーグ】
中田翔(日、6)44打数11安打0本塁打3打点0盗塁、率.250
内川聖一(ソ、5)24打数11安打0本塁打8打点0盗塁、率.458
松田宣浩(ソ、6)32打数6安打0本塁打0打点0盗塁、率.188
柳田悠岐(ソ、3)16打数6安打1本塁打2打点1盗塁、率.375
浅村栄斗(西、4)19打数5安打1本塁打2打点0盗塁、率.263
大谷翔平(日、4)12打数5安打1本塁打3打点0盗塁、率.417
今宮健太(ソ、3)16打数4安打0本塁打2打点0盗塁、率.250
鈴木大地(ロ、3)12打数4安打0本塁打2打点0盗塁、率.333
T-岡田(オ、2)14打数3安打1本塁打1打点0盗塁、率.214
秋山翔吾(西、2)10打数2安打1本塁打1打点1盗塁、率.200
嶋基宏(楽、7)18打数2安打0本塁打0打点0盗塁、率.111
レアード(日、1)5打数1安打0本塁打0打点0盗塁、率.200
田村龍弘(ロ、1)3打数1安打0本塁打1打点0盗塁、率.333
初出場4人

 オールスター史上最多安打は野村克也の48本、本塁打は山本浩二の14本、打点は清原和博の34、盗塁は福本豊の17。今の選手の実績は昭和の大選手の足元にも及ばない。

投手陣の成績は…

 かつてオールスター戦は、人気で大きく水をあけられていたパの選手がセの投手を相手に大活躍する舞台になっていたが、個人通算記録を見ると今はセの方が成績が良い選手が多い。交流戦で過去13回中12回負け越している今のセ・リーグの選手にとって、オールスターは雪辱の機会なのかもしれない。ここ5年間の戦績はセの7勝3敗2分だ。

 以下は投手の成績。

【セ・リーグ】
菅野智之(巨、4)0勝0敗0S、9回、4奪三振、6.00
山ア康晃(De、2)0勝0敗0S、2回、4奪三振、9.00
小川泰弘(ヤ、1)1勝0敗0S、2回、1奪三振、0.00
井納翔一(De、2)0勝0敗0S、3.2回、5奪三振、7.36

【パ・リーグ】
牧田和久(西、3)0勝1敗0S、6回、1奪三振、6.00
則本昂大(楽、2)0勝0敗0S、4回、3奪三振、6.75
金子千尋(オ、2)0勝0敗0S、4回、1奪三振、0.00
千賀滉大(ソ、1)0勝0敗0S、2回、5奪三振、0.00
松井裕樹(楽、1)0勝0敗0S、0.1回、1奪三振、0.00
菊池雄星(西、1)0勝0敗0S、1回、0奪三振、0.00

 セの選出投手11人のうち、7人が初出場、パの11人のうち5人が初出場。現役で100勝以上の投手は8人いるが、選出されたのは6位で111勝の金子千尋だけ。投手陣は世代交代が進んでいる。

 オールスター戦の最多勝は山田久志の7勝、セーブは江夏豊の6、奪三振は金田正一の84。今季選出の若い投手たちは、これから新しい歴史を作っていくことになる。「お祭り」の要素が強くなったと言われる昨今のオールスターゲームだが、今季も球史に残るドラマを期待したい。(広尾晃 / Koh Hiroo)

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