史上最速7位で通算350号達成の西武中村、次なる大台400号の到達はいつ?

史上最速7位で通算350号達成の西武中村、次なる大台400号の到達はいつ?

西武・中村剛也【写真:荒川祐史】

14シーズン、1394試合目での達成は史上7位の速さ

 西武の中村剛也内野手が、史上30人目となる通算350本塁打を達成した。19日のソフトバンク戦(北九州)。1点ビハインドで迎えた5回に逆転の20号2ランを放ち、節目の瞬間を迎えた。

 チームが逆転された直後のこの回。四球で出塁した浅村を一塁に置いて打席に立った。マウンドにはソフトバンク2番手のモイネロ。2ボールからの3球目、138キロの真っすぐを捉えた打球は中堅方向へ大きな弧を描いた。打球を追った柳田の頭上を越え、打球はバックスクリーン右のスタンドへと消えた。

 抜きつ抜かれつの試合で、結果的にチームは敗れた。試合後、中村は「また打てるように頑張ります」と言葉少な。悔しさを押し殺すように、バスへと乗り込んだ。

 2001年にドラフト2位で大阪桐蔭高から西武に入団した中村。3年目の2004年7月24日の近鉄18回戦(西武D)の7回に山村から放った左越えの2ランがプロ初本塁打だった。そこから14シーズンで350本へと到達。1394試合目での達成は史上7位の速さでの達成だ。

 規定打席に到達した6シーズン全てで本塁打王を獲得している長距離砲。この日の本塁打で4年連続の20号に到達し、20本越えはこれで10シーズン目となった。350本は巨人の阿部、村田に次ぐ現役3位の多さ。まだ33歳と老け込む年ではなく、史上18人しか達成していない400本塁打の大台も十分に射程圏だろう。

 今季は82試合を消化(中村は77試合に出場)して20本。このままのペースで行けば、今季は34本塁打前後を放つ計算となる。となれば、早ければ来季中に、遅くとも2019年シーズンには400号到達が見えてくる。さらには、通算444本塁打の長嶋茂雄氏を越える、史上13人しか成し遂げていない450本塁打だって十分に可能だろう。

 歴代最多の満塁本塁打記録を持つなど、球史に名を残すアーチストとなっている中村。一体どこまで本塁打数を伸ばしていくか、楽しみである。 (福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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