MLB最多安打王ローズが愚痴続きのスタントンに苦言「リーダーなんだから」

MLB最多安打王ローズが愚痴続きのスタントンに苦言「リーダーなんだから」

MLB歴代最多安打記録を誇るピート・ローズ氏【写真:Getty Images】

スタントンの才能を認めながらもチクリ「本塁打競争以外に何か勝ち取ったことは?」

 マーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手は19日(日本時間20日)の本拠地フィリーズ戦に3?10で負けた後、黒星が続くチームに不満を漏らした。これに対し、MLB歴代最多安打記録を誇るピート・ローズ氏が、解説を務める「FOXスポーツ」の番組内で、「リーダーにあるまじき姿」と苦言を呈した。

 お騒がせのヒットキングが、スタントンに噛み付いた。この試合で今季メジャー最多タイとなる30号ソロ弾を放った主砲は、試合後に3季ぶりの30号到達について問われると「試合に負ければ、シリーズに負ければ、(本塁打は)どうでもいいこと。試合を勝たせるに十分な一発でなければ、個人的なことはどうでもいい」と声を落とした。さらに、30球団最低勝率のフィリーズに2連敗したことについて、不満を漏らし始めた。

「間違いなくいい日とは言えないね。20安打を浴び、我々は3点以上取れない。相手は10点ぐらい挙げている。いい日じゃない。我々はシリーズを落としてしまった。理想的じゃない。リーグ最低勝率のチーム相手に勝ち越せなければ、何も残らないね」

 フィリーズは、今季ここまで32勝61敗で30球団最悪の勝率(.344)を記録している。その相手にすら勝てなかったことが、スタントンを苛立たせたようだ。だが、愚痴を漏らした主砲に、ヒットキングは苦言を呈した。

「スタントンは偉大な才能の持ち主だ。だが、彼はホームランダービー以外に何かを勝ち取ったことはあるのか? 彼はチームのリーダーなんだから。カメラの前でチームメートの話なんてしてはいけない」

 強い口調で話すローズ氏に対し、殿堂選手で通算521本塁打を誇るフランク・トーマス氏は「球団に身売りの話が出たり、トレードの話が出たり、彼も心穏やかじゃないんだろう」と思いやった。この発言から一夜明けた20日には、マーリンズは救援デービッド・フェルプスをマリナーズへトレード放出した。チームは今季のプレーオフ進出を諦め、来季以降への再建に向けて方向転換したようだが、苦境の中でもチームのために仕事を果たすのが主砲の役割。スタントン自身の評価を高める上でも、1つでも多く勝てるようにチームを牽引していきたい。(Full-Count編集部)

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