新たな環境では心強い存在に ルーキー選手の高校、大学、社会人時代の先輩は?

新たな環境では心強い存在に ルーキー選手の高校、大学、社会人時代の先輩は?

楽天・小深田大翔(左)と藤田一也【写真:荒川祐史】

ルーキーたちの“先輩”たちは?

 進学、入社の4月から1か月。「五月病」なんて言葉が聞かれる季節でもある。ただ、新たな環境に身を置いたとき、なにか共通点を持った人がいると、心強かったりするものだ。そこで、今シーズンのパ・リーグ6球団のルーキーにとって、同じ高校、大学、または社会人チームを経た、いわゆる“先輩”にあたるチームメイトが在籍しているのかを調べてみた。なお、範囲は支配下選手のみとしている。

○楽天
ドラフト1位 小深田大翔内野手 1995年9月28日生まれ、神戸国際大付高-近畿大-大阪ガス
近畿大の先輩 藤田一也内野手
大阪ガスの先輩 酒居知史投手

ドラフト3位 津留崎大成投手 1997年10月10日生まれ、慶応高-慶応大
慶応大の先輩 岩見雅紀外野手

○西武
ドラフト5位 柘植世那捕手 1997年6月3日生まれ、高崎健康福祉大高崎高-ホンダ鈴鹿
ホンダ鈴鹿の先輩 平井克典投手

ドラフト7位 上間永遠投手 2001年1月31日生まれ、柳ヶ浦高-四国・徳島
ドラフト8位 岸潤一郎外野手 1996年12月8日生まれ、明徳義塾高-拓殖大-四国・徳島
四国・徳島の先輩 伊藤翔投手

○ロッテ
ドラフト2位 佐藤都志也捕手 1998年1月27日生まれ、聖光学院高-東洋大
東洋大の先輩 清田育宏外野手

ドラフト4位 横山陸人投手 2001年8月5日生まれ、専大松戸高
専大松戸高の先輩 原嵩投手

ドラフト5位 福田光輝内野手 1997年11月16日生まれ、大阪桐蔭高-法政大
大阪桐蔭高の先輩 江村直也捕手、香月一也内野手

○オリックス
ドラフト1位 宮城大弥投手 2001年8月25日生まれ、興南高
興南高の先輩:大城滉二内野手

ドラフト5位 勝俣翔貴内野手 1997年7月20日生まれ、東海大菅生高-国際武道大
国際武道大の先輩:K-鈴木投手、比嘉幹貴投手、西野真弘内野手

○日本ハムとソフトバンクは該当なし

小深田大翔選手は大学の先輩とライバルに!?

 まずは大学の先輩に着目。楽天のドラフト1位・小深田とベテラン・藤田は近畿大の先輩後輩の関係で、内野手という共通点もある。高い守備力で地位を築いたプロ16年目の大先輩に、追いつけ追い越せといったところ。

 慶応大からドラフト3位で楽天に入団した津留崎大成投手が1年生のときに、4年生だったのが岩見。六大学野球のリーグ戦では津留崎投手が先発する試合で、4番・岩見が本塁打を放ったこともある。プロでもその再現はなるだろうか。

 1軍キャンプに帯同し、オープン戦にも4試合出場したロッテのドラフト2位・佐藤。東洋大2年春に打率.483で首位打者、ベストナインは4年間で3度輝いた。東洋大の先輩・清田も大学時代にベストナインを獲得している。

 オープン戦で巨人の菅野智之投手からホームランをかっ飛ばしたオリックスのドラフト5位・勝俣は千葉県大学野球連盟の国際武道大出身。チームにはK-鈴木、比嘉、西野と3人の国際武道大OBが在籍している。1軍で着実にキャリアを積んでいる先輩たちに続いていきたい。

甲子園出場の華々しい経歴…ロッテは大阪桐蔭OBがずらり

 江村、香月、そしてドラフト5位・福田と大阪桐蔭高OBが多いロッテ。福田選手が2年生、香月選手が3年生だった2014年、夏の甲子園で優勝した。

 オリックスのドラフト1位・宮城は1年夏と2年夏の二度甲子園に出場。宮城の8歳上である大城は、興南高2年生のときに春夏連覇を達成している。

 西武のドラフト5位捕手・柘植は、ホンダ鈴鹿で平井と2016年の社会人野球日本選手権に出場。柘植にとって、プロでも平井とバッテリーを組んでみせるというのは一つの目標になりそうだ。(「パ・リーグ インサイト」鈴木海斗)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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