【MLB】世界一への吉兆!? モリーナ「幸運の猫」乱入直後の一球で逆転満塁弾→勝利

【MLB】世界一への吉兆!? モリーナ「幸運の猫」乱入直後の一球で逆転満塁弾→勝利

センターを守るケインのすぐそばを通る子猫【写真:Getty Images】

グラウンド乱入の猫をスタッフが“反撃”にあいながら無事に捕獲、直後に劇的な一発

 セントルイスのブッシュ・スタジアムで行われた9日(日本時間10日)のカージナルスvsロイヤルズの試合で、試合中に子猫が乱入して試合が中断するハプニングがあった。球場スタッフが“反撃”にあいながら保護するも、その直後にカージナルスの名捕手ヤディアー・モリーナに逆転満塁弾が飛び出し、結果的にこの子猫が流れを変える形に。カージナルスはそのまま8-5で勝利した。

 可愛すぎる乱入者が試合を中断させたのは、1点を追うカージナルスが2死満塁の好機を作った6回。右腕モイランのモリーナへの初球がボールとなると、どこからともなく現れた子猫が、センター方向へと走っていった。モリーナはすぐに気づき、バットで指し示す。子猫は中堅ケインのすぐ横を通り、そのままフェンスに向かっていった。

 球場が大きく盛り上がる中、球場スタッフが駆けつけ、何とか捕獲。しかし、噛みつかれたのか、ひっかかれたのか、猫を抱きかかえて走り出したスタッフは何度も苦悶の表情を浮かべる。それでも、“反撃”のたびに離しそうになりながら、持ち替えるなどして無事に保護。試合は再開となった。

 すると、モリーナは再開後の初球、モイランの91マイル(約146キロ)のシンカーをフルスイング。打球は大歓声の中、レフトスタンドへと着弾した。チームリーダーの値千金の満塁弾で逆転。カージナルスはそのまま8-5で勝利した。

 米メディアは、カージナルスに幸運、ロイヤルズには不運を呼び込んだこの子猫の乱入について、大きく取り上げた。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は、「Meowlina!(ミャオリーナ)」とモリーナと猫をかけた造語を見出しに入れ、特集記事を組んだ。

世界一に輝いた2011年には乱入したリスが人気者に

 記事によると、カージナルスのマイク・マシーニー監督は「歓声が大きくなるまで気づかなかったよ。正直に言うと、裸で乱入した人がいたのかと思った。でも、猫だったから幸せな気持ちになったね」と話したという。そして、まさに「幸運の猫」となった。

 本拠地ブッシュ・スタジアムでは、カージナルスが最大10.5ゲーム差を追いついてワイルドカード切符を手にした2011年、フィリーズとの地区シリーズ中に球場にリスが乱入し、試合が中断するというハプニングがあった。この年、カージナルスはワールドシリーズでレンジャーズとの死闘を制して世界一に輝き、幸運を呼んだリスはグッズまで販売されるなど人気者となった。「Cut4」でも当時について回顧。打席にいたモリーナも、6年前のことを思い出していたという。

 モリーナは記事の中で「相手キャッチャーが『あんなのこれまでに見たことないだろ?』って言ってきたんだ。『猫はないけど、リスはあるよ』って答えたんだよ」と話している。今回も、この“乱入者”がカージナルスをワールドシリーズ制覇へと導くことになるのだろうか。(Full-Count編集部)

関連記事(外部サイト)