本塁打後に走塁中の打者が一時停止→逆戻り、実況「こんなの見たことない」

本塁打後に走塁中の打者が一時停止→逆戻り、実況「こんなの見たことない」

タイガースのジャスティン・アップトン【写真:Getty Images】

タイガースのアップトン、一塁ベース踏み忘れて逆戻り

 カギを閉めたり、電気を消したり。あまりに日常の一部となり過ぎたため、ふとした瞬間、実際にその行動を取ったか定かじゃなくなることがあるだろう。18日(日本時間19日)に本拠地で行われたドジャース戦で、そんな瞬間がタイガース外野手ジャスティン・アップトンに訪れた。

 2-4と2点を追う3回2死。打席に立ったアップトンは、ドジャース先発ヒルがカウント1-1から投げた3球目内角速球を思い切りスイングした。高々と打ち上がったボールは左翼フェンスへ向かって落下。左翼手ベリンジャーが目一杯伸ばしたグラブをかすめて柵越えした。

 だが、ここで世にも不思議な光景が生まれた。ホームランを宣告されたアップトンは二塁ベースを回ったところで「ちょっと待って」とばかりに右手人差し指を上げて、三塁塁審にアピール。すると、180度向きを変えて、走ってきた道を戻り始めた。二塁ベースを踏み、そして一塁へ戻ると右足でベースをしっかり踏み直し、再びダイヤモンドを一周しはじめた。どうやらアップトンは一塁ベースを踏んだか定かではなかったようだが、思い立ったが吉日とばかりに“やり直し走塁”に踏み切った。

 地元デトロイトのテレビ中継は、直後にリプレー映像を流し、実はアップトンはベースを踏んでいたと説明。だが、まさかの光景に驚きは止まらない様子で「これは珍しい光景ですね」「いや、今まで一度もこんなの見たことありません」と、笑いながらやりとりを続けた。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」でも、このプレーを紹介。ここでは「転ばぬ先の杖。ホームランを打った後で、うっかりベースを踏み忘れるのは誰だって避けたい」と、アップトンの心境を代弁した。

 忘れたと思ったら確認をーー。アップトンの珍行動は、ファンにも通じる普遍的なアドバイスだったのかもしれない。(Full-Count編集部)

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