ハム井口、まさかの反則投球判定に「いろいろ考えながらやっていきたい」

ハム井口、まさかの反則投球判定に「いろいろ考えながらやっていきたい」

日本ハム・井口和朋【写真:石川加奈子】

2段モーションの指摘、キャンプ中にも1度注意を受ける

 日本ハムの2年目右腕・井口和朋投手が19日、本拠地での西武戦で初めてボークを宣告された。

 2点を追う9回、この日1軍に再昇格したばかりの井口が4番手でマウンドへ。簡単に3人で料理して反撃につなげたかったが、初球いきなり反則投球を宣告されてボールになった。

「(投球動作が)止まっていると言われました。1球で切り替えられたら失点しなかったんですが…」。

 動揺は隠しきれず、ストレートの四球を与えると、続く金子侑の送りバント処理を黒羽根と一瞬譲り合って傷口を広げ、結果的に決定的な1点を失った。「バントもコミュニケーション不足。試合以前のくだらないところで勝負にならなかった」と井口は悔しさを噛み殺した。

 今春のキャンプ中に一度審判から2段モーションを注意されたというが、その後は指摘されたことはなかった。17日に西武の菊池が2段モーションで2度ボークを取られ、大きく報道されたばかり。「最近話があったので、頭にはありましたが、下(2軍)でも言われなかったし、投球練習でも言われなかったので、そのままいけると思いました」と振り返った。

 自信を持って臨んだ1か月半ぶりの1軍マウンドだった。「投げたボール自体はやっていける手応えがあった。ずっとファームで練習してきたことは出せないけれど、修正はセットにすればいいだけ。いろいろ考えながらやっていきたい」と前を向いた。

 投球フォームは投手の生命線。9回表終了と同時に西本三塁塁審の元へ歩み寄って説明を求めた栗山英樹監督は試合後、多くを語らず。「今それをしゃべり出したら、いろんなものを思い切り言ってしまうので、勘弁して」と、本心を胸の内をしまい込んだ。

 連勝が止まったこと以上に、後味の悪さが残る試合になった。(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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