左脚肉離れのソフトB五十嵐が2軍で1回3者凡退、早ければ8月中に1軍復帰も

左脚肉離れのソフトB五十嵐が2軍で1回3者凡退、早ければ8月中に1軍復帰も

ソフトバンク・五十嵐亮太【写真:荒川祐史】

全治8〜12週の診断も驚異の回復力、わずか6週で実戦復帰

 復帰が近づいているのは、和田だけではない。19日のウエスタン・リーグ中日戦(タマスタ筑後)では、左太もも裏肉離れで離脱していたソフトバンクの五十嵐亮太投手も実戦復帰のマウンドに上がった。

 この日が復帰2戦目だった和田が5回2死を奪ったところで、球数が79球に達して降板。育成選手の野澤佑斗投手がこの回最後のアウトを取り、五十嵐は6回から3番手としてマウンドに上がった。最初の打者を空振り三振に取ると、左飛、空振り三振に切って取り、3者凡退。最速146キロをマークし、上々の内容の復帰戦となった。

「怪我明け初めての実戦だと、思った以上に体が動いてしまうので、抑えながら投げました。力を100出し切るのは、よくないかな、と。これで次のステップにいけるのではないかと思います」

 1イニングを投げて、無安打無失点。2つの空振り三振を奪い、右腕自身も大きな手応えを得たようだった。

 驚異の回復力だ。7月11日の楽天戦(ヤフオクD)で負傷し、診断結果は「左半腱半膜様筋損傷」で全治8〜12週間の診断だった。だが、負傷から3週でブルペンでの投球練習を再開し、実戦復帰した現時点でも、まだ6週も経っていない。

投球フォームに進化「怪我をする前よりもフォームがいい」

 しかも、だ。飽くなき向上心を持つ38歳は、転んでもタダでは起きない。「怪我をする前よりもフォームがいい。いかに力を入れない状態で、負担をなくして投げられるかをやっている。思った以上にスムーズに投げられました」と、負傷前よりも進化した自分を感じている。

 ソフトバンクのファーム施設「HAWKS ベースボール筑後」の室内練習場のブルペンには、投球する毎に、直後に映像で確認できる設備と、高性能弾道測定器「トラックマン」が設置されており「1球毎に映像が見られる。トラックマンの回転数と照らし合わせながら、自分で納得しながら練習できた」と話す。充実したファーム設備をフル活用し、力みのないフォームを見出している。

「あと1、2試合投げて、状態があと1段、2段上がれば、自信を持って上がれると思います」という五十嵐。週明けから2軍の遠征に同行する予定で「2試合投げたい」という。早ければ、8月末での1軍復帰も見えてきた。登板過多が続くソフトバンク中継ぎ陣の救世主が、驚異の早さで戻ってくるかもしれない。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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