イチロー特大132M弾にテレビ実況アナ大興奮「43歳の男がホームランだ!」

イチロー特大132M弾にテレビ実況アナ大興奮「43歳の男がホームランだ!」

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

2013年の7本塁打以来、最近4シーズンで最多の3本塁打

 マーリンズのイチロー外野手が22日(日本時間23日)、敵地でのフィリーズ戦、ダブルヘッダー第1試合に代打出場し、3号決勝3ランを放った。飛距離432フィート(約132メートル)のビッグアーチに、地元テレビ局で解説を務める元MLB新人王の名手は「偉大な打撃、偉大なタイミング、偉大なスイング」と大絶賛した。試合は12ー8でマーリンズが勝利している。

 ダブルヘッダーの1試合目となったこの試合、最大の見せ場は3-3で迎えた7回1死一、二塁の場面で訪れた。代打で打席に立った背番号51は、フィリーズ先発ノラがカウント3-1から投げた5球目92マイル(約148キロ)ツーシームを渾身の一振り。バットの芯で捉えた打球は、加速度を上げてグングン飛距離を伸ばした。

 すると、地元マイアミで試合中継をするテレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」の実況は「イチローが引っ張った。右中間に深いぞ。入った。3ランショットだ! 43歳の男がホームランだ。イチローがマイアミに6-3とリードをもたらした?!」と絶叫した。

 右中間フェンス奥に位置するフィリーズのブルペンに飛び込むビッグアーチは、MLBのデータ解析システム「スタッツキャスト」によると、飛距離は432フィート(約132メートル)と算出された。これはスタッツキャスト導入以降では、イチロー自身最長の飛距離だったという。

 解説を務めるトッド・ホランズワース元外野手は、初球で見せたバントのモーションから一転、打者有利なカウントで速球を狙い撃ちにしたイチロー熟練のバッティングを賞賛した。

「初球バントを仕掛けましたが、カウント3-1からの速球を見逃しませんでした。偉大な打撃、偉大なタイミング、偉大なスイングです。マーリンズにとってはどデカイ一撃です」と、興奮状態でまくし立てた。

 メジャー最年長野手が見せた均衡を破る一発に、実況が「未来の殿堂入り選手が代打3ランホームランです」としみじみ言葉を繋げる中、イチローは狂喜乱舞のダグアウトでチームメートに祝福された。

 今季は出場機会に恵まれず、17年のメジャー生活の中で最も打席数が少ないが、それでも2013年に7本塁打を記録して以来最多の3本塁打。少ないチャンスで熟練の技術を生かすベテランに惜しみない称賛の声が寄せられた。(Full-Count編集部)

関連記事(外部サイト)