崩れた鷹の柱・東浜、佐藤投手コーチが感じた“違和感”とは

崩れた鷹の柱・東浜、佐藤投手コーチが感じた“違和感”とは

ソフトバンク・東浜巨【写真:荒川祐史】

今季最短4回KOの東浜「試合前から良くないなと思っていた」

 ハーラートップに立っていた右腕が乱れた。25日に行われたロッテ戦(ヤフオクD)。先発したソフトバンクの東浜巨投手が、今季最短となる4回でKOされた。

 ロッテ打線に捕まったのは、3回だ。先頭の大嶺翔、続く荻野貴に連打を浴びると、1死二、三塁で鈴木に中越えの2点適時三塁打を浴びた。さらにペーニャには左翼スタンド上段まで飛ばされる2ラン。この回4点を失った。4回には荻野貴に左翼席へのソロ。この回限りでマウンドを降りた。

 今季13勝を挙げ、抜群の安定感を誇ってきた右腕に何が起きたのか。11安打は今季ワースト、5回まで投げられなかったのは今季初。試合後は「チームの連勝を止めてしまったのもそうですし、いいところが全くなかった」と肩を落とした。

 状態の悪さは登板前のブルペンで感じていた。「試合前から良くないなと思っていた」。不安は的中してしまった。

佐藤投手コーチの見方は…「配球的に何かあったのか」

「軸になるボールを見つけられないままに打たれた。ボールを操れなかった。バラバラでしたね」

 真っ直ぐは走らず、スライダー。カーブ、シンカーのキレも今ひとつ。本来の姿を取り戻せないままに、マウンドを降りた。

 ただ、佐藤義則投手コーチの見立ては若干違った。

「真っ直ぐを見逃して、次の変化球を打ってきたりとか、アウトローの真っ直ぐを見逃しておいて、次のスライダーを打たれたりとか、配球的に何かあったのか。(先制点を取られた場面)鈴木は四球でも良かった。ペーニャとの勝負のほうが良かったのかな。本人がどういう気持ちでいたか」と、バッテリー間の配球、ロッテ打線の攻め方に違和感を感じていたという。

「いろんなものが絡んでいる。原因を見つけて修正しないといけない。時間もないので」と語った東浜。楽天も敗れたため、8.5ゲーム差は変わらず。ただ、リーグ優勝へひた走る中で、柱として投げてきた右腕にわずかながら心配が残った。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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