燕バレンティンはメジャー復帰なるか 米メディア「オフに注目すべき選手」

燕バレンティンはメジャー復帰なるか 米メディア「オフに注目すべき選手」

ヤクルトのウラディミール・バレンティン【写真:荒川祐史】

WBCでの大活躍とテームズの復帰で高まる注目度、データサイトが「調査」

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手への注目度が、米国で高まっている。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、オランダ代表の主砲として大活躍。さらに、今季はエリック・テームズ内野手(ブルワーズ)が韓国球界から復帰して5年ぶりにメジャーの舞台に立ち、開幕直後に鮮烈な成績を残したことで、同じ“逆輸入”選手となる可能性があるバレンティンにも熱視線が注がれている。

 米データサイトの「ファングラフス」は「ウラディミール・バレンティンを調査」とのタイトルで特集を組んだ。記事では「エリック・テームズはマイナーリーグの投手を相手に活躍を見せ、MLBで不振に陥った。そしてKBOで3年間の支配的な活躍を見せ、その後、ブルワーズで成功を収めている」と指摘。その上で、バレンティンもテームズと同じようにマイナーで活躍を見せ、メジャーで苦しんでいたことに言及している。

 バレンティンが、マリナーズ傘下3Aでは1271打席で打率.283、出塁率.351、長打率.535、67本塁打を記録しながら、メジャーでは559打席に立ち打率.221、出塁率.281、長打率.374に終わったというデータも紹介。「そして、海外で成功を収めた」と2011年から所属するヤクルトでのキャリアに言及し、「33歳のシーズンで未だに活躍を見せている」と99試合出場で打率285、29本塁打、68打点という今季の成績にも“合格点”を与えた。

 また、3月のWBCで記録した打率615、出塁率.677、長打率.1.115は「とんでもない数字」と絶賛。オランダ代表を牽引した大砲は26打席で4本塁打を放ち、ベストナインにも選出された。大会後、本人が「いくつかドアが開けたと思う。おそらく、米国へ戻るためのね。もちろん、メジャーでプレーする2度目のチャンスを掴むことができるのか、いつも考えているよ」とメジャー復帰への意欲を見せたことも、伝えている。

「オフシーズン、バレンティンは注目すべき選手」

 2013年には、日本記録の60本塁打をマーク。今年で7年目を迎える大砲は、今季は1年契約とされている。では、仮にメジャーに復帰した場合、どのような成績を残せるのか。記事では、予測システム「ZiPSプロジェクションズ」が算出した来季以降の数値を紹介。2018年は「426打席で25本塁打、45四球、122三振、打率.251、出塁率.324、長打率.469」、2019年は「395打席で21本塁打、40四球、107三振、打率.251、出塁率.320、長打率.456」とはじき出されているという。

「ファングラフス」は、この予測について「ビッグリーグにおいては、立派な成績である」と指摘。メジャー復帰に値する力は十分にあると結論づけ「オフシーズン、バレンティンは注目すべき選手である」と締めくくっている。

 バレンティンが来季、テームズのように“逆輸入”でメジャーを沸かせることになるのか。オフの動きに大きな注目が集まる。(Full-Count編集部)

関連記事(外部サイト)