田中将大が日本人初米1年目から4季連続2桁勝利「前回より今日が手応え」

田中将大が日本人初米1年目から4季連続2桁勝利「前回より今日が手応え」

今季10勝目を挙げたヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

7回1失点の快投で10勝目、10奪三振でメジャー通算600奪三振も記録

 ヤンキースの田中将大投手が27日(日本時間28日)、本拠地マリナーズ戦で今季10勝目(10敗)を飾った。7回を投げて6安打10奪三振1四球で1失点(自責1)の快投を披露。メジャー通算100試合目で600奪三振も達成した。試合後、地元メディアの囲み取材に応じた田中は「前回よりも今日の方が自分では手応えを感じている」と力強く話した。

 この日は初回に1死からアロンゾ、カノに連打され、一、三塁としたところで、クルーズに左翼へ二塁打を運ばれ、1点を失った。なおも二、三塁のピンチだったが、続くシーガーを空振り三振、ハニガーを中飛に打ち取り、最少失点で乗り切った。2回以降は走者を出しながらも、要所をきっちり押さえる投球でアウトを重ね、マリナーズ打線を封じて、チームを勝利へ導いた。

 試合後、会見に臨んだ田中は、この日のポイントとして1回を挙げ、「あそこは1点で凌げたことが自分にとってはすごく大きかった。もっと傷口を広げかねない状況だったので、(1失点した)その後のピンチを抑えたことが修正につながった」と振り返った。

 失点直後の1回裏に、打線が相手ミスを見逃さずに一挙6点の援護を与えてくれた。右腕は「得点を摂ってもらって有難い」と感謝すると同時に、「自分のフォーカスする部分をぶらさないように」気持ちを1つ締め直し、2回以降の好投に繋げた。

 右肩の炎症で故障者リスト入りしたが、復帰後は2戦2勝。さらにこの日の勝利で、日本人投手としては史上初となる移籍後1年目から4年連続2桁勝利という快挙も達成した。

 チームはプレーオフ争いの真っ只中。ここへ来て調子を上げる日本人右腕の存在は「しっかりといい準備して、次にいい登板、力強い登板ができるように調整していきたいです」と誓った。エースの復活が、チームにとって何よりも心強い後押しになるはずだ。(Full-Count編集部)

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