イチローの日米安打数に絶句…敵地メディア「獲得タイトルは4、500くらい?」

イチローの日米安打数に絶句…敵地メディア「獲得タイトルは4、500くらい?」

ナショナルズ戦に代打で出場し安打を放つマーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

MLBのシーズン代打安打記録に「5」、イチローは「史上最高の打者の1人」

 マーリンズのイチロー外野手は29日(日本時間30日)、敵地ナショナルズ戦で今季23本目の代打安打となる中前打を放った。これで自身が持つシーズン代打安打の球団最多記録をさらに更新。メジャー記録の28本にもあと「5」に迫った。敵地メディアは背番号51の華麗なキャリアを改めて紹介。「史上最高の打者の1人」と称賛している。試合は3-8でマーリンズが敗れた。

 7回無死一塁。イチローが打席に入ると、敵地ナショナルズ・パークのスタンドからは拍手が沸き起こった。ワシントンで試合を中継しているテレビ局MASNの実況は「彼がやってきました。メジャーで3068安打を放っています。史上最高の打者の1人が打席に立ちます」と出番を盛り上げる。そして、「ナッツ(ナショナルズの愛称)のファンからも素晴らしい拍手が起きています。イチローは前日の試合でも代打で登場しました」と対戦相手のファンからの人気の高さについても言及した。

 ここで1995年から2001年までアスレチックスなどでプレーしていた解説者の元外野手、F・P・サンタンジェロ氏が「彼は私が対戦したことのある最後の現役選手かもしれません。自分も本当に年をとったので、頭をよぎりました。17シーズン目ですか。アメージングですよね。彼は日本で何年プレーしましたか?」と語ると、偉大なイチローのキャリアについての話題で中継は盛り上がった。

 実況は「9年です。オリックスでキャリア打率.353。つまり安打数を合算するとクレイジーな数字になります。4346安打ですよ」と説明。これに対して、サンタンジェロは「26年ですか…」と日米合算でのキャリア年数にしばし絶句。「(MLBで)2001年にMVPに新人王。オールスター10回にゴールドグラブ10度ですか…。打撃タイトルはもう4、500は獲得しているんじゃないですか?」。ジョークを交えながらも、イチローが獲得してきたタイトルの数々に驚嘆した様子だった。

 そして、イチローのキャリアについての話が最高潮に達したところで、快音が鳴り響く。背番号51は、右腕ジャクソン相手にフルカウントから華麗な一振り。センター前に運び、ジョン・バンダーウォールが1995年にマークした代打安打のメジャー記録29本にも「5」と迫った。

 これで打率.255。敵地での温かい歓迎に、イチローは健在ぶりを見せつけることで応えていた。(Full-Count編集部)

関連記事(外部サイト)