オリ金子、3年ぶり2桁勝利 ドラ1山岡の完封に刺激「やらないわけには…」

オリ金子、3年ぶり2桁勝利 ドラ1山岡の完封に刺激「やらないわけには…」

オリックス・金子千尋(C)PLM

沢村賞&MVPに輝いた2014年以来の2桁勝利も「通過点でしかない」

 オリックスの金子千尋投手が30日のロッテ戦で110球2失点の完投。3年ぶりの2桁10勝目をマークした。

 8回まで95球、5安打2失点。「本人がいくというので」(福良監督)と志願のマウンドで4月26日の西武戦以来の完投勝利。エースの意地を見せた。

「山岡が(26日の西武戦で)完封している。ルーキーが完投してるのにやらないわけにはいかない」と刺激を受けた。2-0の3回、8番の吉田に初球のスライダーを左翼席に運ばれ、4回には中村にファーストストライクのフォークを三遊間へ同点打とされた。

 しかし、「早いカウントから打ってくるバッターが多かったので、途中からボール球を使った。その辺の駆け引きで」とコーナーをうまくついて5回以降はロッテ打線を全く寄せ付けず。伊東監督も「打たせてとるピッチングで、ここと言う時に、いい球がきていた」と投球技術に脱帽だった。

 2014年に16勝で、最多勝に沢村賞、最優秀選手賞にも輝いたが、そのオフに右肘骨棘(こっきょく)の除去手術を受けた。15、16年と2年連続で7勝どまり。「(2桁は)全く気にしてなくて、今日の試合に勝ちたいだけ。チームにいい流れをもっていきたかった。嬉しいが、通過点でしかない」と金子。そんなエースの姿に、7回には吉田正の勝ち越し中前適時打からT-岡田の27号満塁弾で大量5点の援護。7-2で勝利し、「ビックイニングは助かりました。今日は何とか一人でいきたかった」とエースの責任感をにじませた。(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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