元巨人・宮本氏「マドンナジャパン」に熱視線 「夢はNPB傘下に女子チーム」

元巨人・宮本氏「マドンナジャパン」に熱視線 「夢はNPB傘下に女子チーム」

「マドンナジャパン」の金満梨々那【写真:Getty Images】

香港で女子野球アジアカップを観戦「陽の当たる場所に持って行きたい」

 元巨人投手の宮本和知氏が2日、「第1回 BFA 女子野球アジアカップ」(香港)を観戦。韓国戦に挑む野球女子日本代表「マドンナジャパン」の選手たちに熱視線を送った。

 女子代表には、宮本氏が総監督を務める小学生の軟式野球チーム「葉山巨人軍」でプレーしていた金満梨々那(開志学園高)が選出されており、この日は「4番・捕手」でスタメン出場した。

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 初回、2死二塁で遊ゴロを打ったが、相手遊撃手の送球エラーで先取点に貢献。6点を奪った3回には、イニングの先頭打者として右中間二塁打を放つと、三盗を決め、5番・蛭田菜月(埼玉栄)のタイムリーでホームを踏んだ。守っても、投手陣をしっかりリードし、初戦のコールド勝ちに貢献。宮本氏は「格好いいですね。葉山巨人軍に第2期生で入ってきて、僕の力は何もないと思いますけど、彼女の力で日の丸を背負うことができて」と感慨深げに見守った。

 小学生の野球チームに関わる中で女子選手、女子野球の現状を感じ取っている宮本氏は「僕の中で(大会を)じっくり見て、今後、女子野球が陽の当たる場所に持って行きたいなと思っています。女子野球にスポットライトが当たるように、NPBに働きかけていきたい。僕の夢は今後、NPB12球団の傘下で、各チームが女子野球チームを持ってくれること。そして、彼女たちが戦う環境ができること」と語る。

 多くが兄の背中を追い、野球にのめり込んでいった女子選手たち。彼女たちの白球に対する情熱に突き動かされた宮本氏は「一生懸命、純粋に活発に野球をやってきた彼女たちになにかこうスポットライトを浴びせられたら」との思いがある。

 この日は、レギュラー出演している日本テレビ系「ズームイン!!サタデー」に出演。「第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場する男子のU-18が話題になり、「ちょっと待て、女子もあるんだ、と。アジアカップが香港で行われるから、これから行ってくるんだと言って来ました」と、番組終了後に香港入りした。

 教え子の金満をはじめ、日の丸を背負う女子代表選手たちに「いい仲間といい経験をしていただいて、将来の野球人生に生かしてほしいですね。こういう国際大会というのはなかなかないですから、経験できただけでも彼女たちにとってプラスだと思います」とエールを送った。(高橋昌江 / Masae Takahashi)

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