【MLB】イチロー、5863塁打で王氏超え 地元メディア称賛「あと数年活躍できる」

【MLB】イチロー、5863塁打で王氏超え 地元メディア称賛「あと数年活躍できる」

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

メジャータイ記録の今季代打94打席目「まだ彼が終わったなんて思いません」

 マーリンズのイチロー外野手は6日(日本時間7日)、本拠地でのナショナルズ戦で代打で鮮やかなセンター前ヒットを放った。日米通算5863塁打(MLB3974、NPB1889)として、王貞治氏の日本記録を更新。また、今季の代打打席数「94」はメジャータイ記録となり、代打安打数も25本に伸ばしてメジャー記録に残り「3」と迫った。記録づくしのレジェンドに、かつてのメジャー新人王も「何曜日だろうがヒットを放ちます」と脱帽している。マーリンズは1-8で敗れた。

 3点を追う5回、1死走者なしの場面で背番号51が登場した。すると、試合を中継している地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」の実況は今季先発出場機会がなかなかやってこないイチローの苦境について説明した。

「イチローが打席に入ります。イチローにとっては色々な外野の事情で先発が難しい状況になっています。スタントンはヘルシー。オズナ、イエリッチも元気です。マーリンズも順位を上げる必要があります。この理由が重なり、イチローは先発できないのです」

 メジャー最強とも称される外野トリオは今季故障などトラブルのない順調なシーズンを過ごしている。メジャートップの53本塁打を放つスタントン、打率.287のイエリッチ、32本塁打&打率.306のオズナ。3人の誰かが毎年のように故障に見舞われていたために、イチローは昨年までの2年間で出場機会を手にできていた。だが、今年はその機会が減少している。

 すると、解説を務めるかつての新人王で元外野手のトッド・ホランズワース氏はイチローに対する限界論を否定。「しかし、多くの打席に立つことができていますね。代打で94打席ですか。まだ彼が終わったなんて思いません。あと数年活躍できるでしょう」と語気を強めていた。

シーズン最多代打安打記録にも注目、「これであと3本です」

 イチローはこの打席で、左腕ゴンザレスの6球目の89マイル(約143キロ)の直球を鮮やかにセンター前に運ぶ。2試合ぶりのヒットで日米通算5863塁打。並んでいた王貞治氏の日本記録(5862塁打)を超えた。

 「イチローがセンター前ヒットです。これで1シーズン最多代打安打のメジャー記録に少し近づきました。これであと3本です。25安打になりました」

 実況は、1995年にジョン・バンダーウォールが残したメジャー記録28本に残り3本と迫ったことを紹介。ホランズワース氏も「ひざ上の高さのファストボールです。イチローは真ん中を射抜きました。素晴らしいアプローチです。何曜日だろうがヒットを放ちます」と唸るように語った。

 これがメジャー通算3071安打で、歴代21位のキャップ・アンソン(3081本)まで残り10本。今季打率は.255となったイチローは、代打でも金字塔に迫っている。(Full-Count編集部)

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