代打で偉業迫るイチロー、米解説驚嘆「価値計り知れない」「60歳まで現役可能」

代打で偉業迫るイチロー、米解説驚嘆「価値計り知れない」「60歳まで現役可能」

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

代打安打数でメジャー記録迫るイチロー、米専門家「彼は貴重」

 マーリンズのイチロー外野手は6日(日本時間7日)、本拠地ナショナルズ戦に代打で出場し、センター前ヒットを放った。これで今季の代打打席数はメジャータイ記録の「94」となり、代打安打数も25本としてメジャー記録に残り「3」とした。この打撃に現地の解説者から「60歳まで現役でいける」との声が上がった。

 イチローはこの日、3点を追う5回1死走者なしで代打で登場。左腕ゴンザレスの6球目の89マイル(約143キロ)の直球を華麗にセンター前に運んだ。これでメジャー通算安打は3071本となり、歴代21位のキャップ・アンソン(3081本)まで残り10本に。また代打安打数で両リーグトップに立っているイチローは、1995年にジョン・バンダーウォールが残したメジャー記録の28本に残り「3」と迫った。

 この打撃に敵地メディアからも称賛の声が上がった。ワシントンで試合を中継している「MASN」の実況がイチローの今季の代打安打数を紹介。するとこの日解説を務めた元外野手のF・P・サンタンジェロ氏は「彼は60歳までプレーできます。来年マーリンズが彼を求めるか、求めないかはわかりませんが、ベンチからの出番でこの仕事ができるのなら、彼は貴重です。左打ちで怪我知らず。このバッティングを維持して、シーズン25安打も放ってくれるなら、その価値は計り知れません。それは(ディビジョン)1位のチームにとってもあまりに貴重です。突如としてこのヒットの数は多くの意味を持つのです。60歳までプレーできますよ」と賛辞を贈った。50歳まで現役を掲げているイチローだが、現地の専門家はその打撃に驚嘆するかのように「60歳」という年齢を口にした。

 マーリンズはこの日、1-8と敗れたが、イチローは与えられた出番の中で地道に結果を残し、7月以降は打率.333をマーク。今季通算でも.255まで上げ、この日で日米通算5863塁打(MLB3974、NPB1889)として王貞治氏の日本記録も超えた。代打安打のメジャー記録に着実に近づいている43歳。残り23試合で新たな偉業を成し遂げるか、注目だ。(Full-Count編集部)

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