イチロー勝ち越し適時打で代打打率.292 米解説も称賛「タフなボールに活路」

イチロー勝ち越し適時打で代打打率.292 米解説も称賛「タフなボールに活路」

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

今季26本目の代打安打、メジャー記録に「2」としたイチロー

 7日(日本時間8日)の敵地ブレーブス戦で一時勝ち越しとなる適時打を放ったマーリンズのイチロー外野手。今季の代打打席数はメジャー新記録となる「95」となり、代打安打数もメジャー記録に残り「2」と迫る26安打となった。この打撃に地元メディアの解説者も「タフなボールに活路を見出した」と称賛。マーリンズはその後、9回に2点を奪われて5-6と逆転サヨナラ負けを喫したが、43歳のベテランはシーズン中盤以降、限られた出番で結果を残し続けている。

 この日の出番は4-4と同点の8回2死二塁の場面でやってきた。イチローは右腕ラミレスの3球目のチェンジアップにバットを合わせると、フワリと浮いた打球は三塁手の後方、左翼手の前に落ちるヒットに。この間に二塁走者が生還し、マーリンズは1点を勝ち越した。

 この打撃に、マイアミで試合を中継している地元メディア「FOXスポーツ・フロリダ」の実況は「イチローが大きなピンチヒットです。きれいなヒットではありませんが、重要なヒットなのです」と称賛。解説を務めた元新人王のトッド・ホランズワース氏も「きれいさはベースボールの世界で何のカウントもされません。このヒットが打点を生んだわけですから」と賛辞を贈り、「タフなボールでした。ラミレスは低めのコーナーを突きました。彼はこのコースで三振をいくつか奪ってきましたが、イチローは活路を見出しました」と難しいコースをタイムリーヒットにしたベテランを称えた。

 イチローはこのヒットで今季の代打安打を両リーグトップの26本とし、ジョン・バンダーウォールが1995年に打ち立てた28本のメジャー記録に2本と迫った。代打での打席数でもメジャー新記録を打ち立てたが、今季の代打打率も.292と3割近くにまで上げており、出塁率も.337を誇る。メジャー通算3072安打で、歴代21位のキャップ・アンソン(3081本)まで残り9本としているベテランは代打という不慣れな領域でも存在感を放っている。(Full-Count編集部)

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