また西武戦で優勝決定? 近づくソフトB優勝Xデー、過去10年では7度も…

また西武戦で優勝決定? 近づくソフトB優勝Xデー、過去10年では7度も…

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

優勝へのマジックは「6」、16日から西武3連戦が控えるソフトバンク

 ついにカウントダウンに入った。パ・リーグの首位を独走しているソフトバンク。9日のロッテ戦(ZOZOマリン)でも勝利し、マジック対象チームの楽天がオリックスに敗れたため、優勝へのマジックナンバーは早くも「6」となった。

 9月1日の直接対決を制して今季初めてマジックが点灯した際には「16」だったが、そこからソフトバンクは6戦6勝。かたや楽天は6試合を2勝4敗。猛烈な勢いでマジックは減り、1週間で一気に半分まで減少した。2位の西武には14.5ゲーム、3位の楽天とは15.5ゲームまで開き、ソフトバンクの歓喜の瞬間は、もう時間の問題と言えるところまで来ている。

 楽天が首位を走り、混戦の様相を呈していた今季のパ・リーグだが、ここに来て大勢は決した印象だ。果たして、工藤公康監督が宙を舞うXデーはいつになるだろう。

 ソフトバンクは現在、今季2度目の8連勝中。9月は負けなしと、V目前にして白星を順調に積み重ねている。現時点での最短Vは9月14日のオリックス戦(ヤフオクD)。これはソフトバンクが10日のロッテ戦から3戦3勝、楽天が同じく10日からの4試合を1勝3敗か0勝4敗だった場合のみ。楽天にも意地があるだろう。現実的に見れば、優勝決定の可能性が高いのは来週末、16日からの西武3連戦(メットライフ)だろう。

 昨季までの10年間の優勝チームと、優勝が決まった試合の対戦相手を見ると、不思議なつながりが見えてくる。

西武自身の優勝も含めれば、西武敗戦→優勝決定は8度

 過去の10年間の優勝チームと優勝決定試合(球場)は以下の通り。

2007年・日本ハム vsロッテ(千葉マリン)

2008年・西武 vs日本ハム(札幌D)
※西武敗戦も、オリックスが楽天に敗れて優勝決定

2009年・日本ハム vs西武(札幌D)

2010年・ソフトバンク vs楽天(Kスタ宮城)
※ソフトバンク敗戦も、日本ハムvs西武(札幌D)で西武が敗れて優勝決定

2011年・ソフトバンク vs西武(西武D)

2012年・日本ハム 試合なし
※西武vsロッテ(西武D)で西武が敗れて優勝が決定

2013年・楽天 vs西武(西武D)

2014年・ソフトバンク vsオリックス(ヤフーD)

2015年・ソフトバンク vs西武(ヤフオクD)

2016年・日本ハム vs西武(西武プリンスD)

 過去10年を振り返ると、西武が目の前で胴上げを見させられたのは、なんと5年もある。現在のメットライフドームでは3度優勝が決まっている。2012年には西武がロッテに敗れたことで、試合のなかった日本ハムの優勝が決まる珍しい展開もあった。これを見ると、優勝した2008年を含め、10年間で西武が8度も優勝決定に絡んでいる。

 ソフトバンクは、西武と16日からメットライフドームで3連戦を戦う。そこでのV決定となれば、昨季の日本ハムに続いて、所沢での胴上げとなる。ナイン、そして西武ファンにとっては、たまったものじゃないだろう…。果たして最短の14日で決めるのか、西武3連戦になるか、はたまたその次の札幌か。工藤監督が宙を舞う時が、刻一刻と近づいて来ている。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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