【MLB】球審に猛抗議のレッズ監督に「神」から啓示!?「退場になってる場合じゃ…」

【MLB】球審に猛抗議のレッズ監督に「神」から啓示!?「退場になってる場合じゃ…」

レッズのブライアン・プライス監督【写真:Getty Images】

選手退場処分で猛抗議も“第2の国歌”「God Bless America」で中断

 10日(日本時間11日)にメッツ本拠地で行われたレッズ戦で、愛国心の強いアメリカならではの出来事が起きた。

 きっかけは選手の退場処分だった。5-5の同点で迎えた7回表、2死一塁で打席に立ったレッズのジェネットは、カウント2-2から外角いっぱいの速球を自信を持って見送った。だが、球審の判定は見逃し三振。この判定を不満に思ったジェネットは、球審に背中を向けたまま、バットを投げ捨て、ヘルメットを叩きつけると、自打球よけのシンガードを放り投げた。すると、球審はすかさず退場を宣告。ここでベンチを飛び出したのが、レッズのプライス監督だ。

 監督は球審と責任審判に向かって、退場処分について猛抗議を始めた。だが、ここで球場に流れ始めたのは、アメリカ国民が“第2の国歌”として親しむ「God Bless America(ゴッド・ブレス・アメリカ)」だった。アメリカ国民は、この曲が流れると国歌同様、脱帽直立するのが通例。猛烈な勢いで抗議していたプライス監督だが、曲が聞こえ始めると、帽子を脱いで胸の前に当て、球審と責任審判に挟まれて整列。ブツブツとつぶやいている様子だったが、抗議は一時中断となった。

 地元紙「USAトゥデー」電子版によると、プライス監督は「『ゴッド・ブレス・アメリカ』のおかげで、退場になってる場合じゃないと、現実に引き戻された」と言い、曲が終わると抗議をトーンダウン。監督は退場処分にならず、試合終了まで指揮を執り続けたという。その甲斐もあってか、レッズは10-5で大勝を収めた。

「アメリカに神のご加護を」という歌だが、この時ばかりはプライス監督が最大のご加護を受けたのかもしれない。(Full-Count編集部)

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