ハム吉井コーチは大谷の初勝利をどう見たか「気分を損ねて申し訳なかった」

ハム吉井コーチは大谷の初勝利をどう見たか「気分を損ねて申し訳なかった」

日本ハム・大谷翔平【写真:田口有史】

78球での降板には「何かあったら後悔するので」、次回登板は「110球くらいいける」

 日本ハムの吉井理人投手が、12日の楽天戦で今季初勝利を挙げた大谷翔平投手を高く評価。「良かったですね。前回は思うように真っすぐを投げられなかったけれど、今日は真っすぐが多く、いい感じだったと思います」と表情を緩めた。

 5回2死、78球での降板は、球数制限を忠実に実行した形だ。「こちらが決めたこと。80球超えて何かあったら後悔するので、いいところでいこうと思いました。気分良く投げていたのに、気分を損ねて申し訳なかったけれど」と笑顔で報道陣に説明した。

 試合前には、フォームと格闘せずに、心地よい投げ方で打者に向かって行けるかどうかをチェックポイントに挙げていた。いずれもクリアの判断だ。「バッターに向かって行っていましたよ。最後もう一人行きたいというところに、ピッチャーらしさが出ていた」。降板時の悔しそうな表情に表れた投手としての本能を評価した。

 今後はさらに球数を増やしていくことになりそうだ。吉井投手コーチは「今日もまだまだ行けそうだったので、次は110球くらい行けるんじゃないかな。バッティングもあるし、状態を見ないとわからないけれど」と話した。栗山英樹監督は「明日、明後日の体の状態を見て、白紙に戻して考えたい」と次回登板について慎重に判断する方針だ。(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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