リーグ最速で2年ぶりV、7度宙に舞った工藤監督が涙「ホッとしてます」

リーグ最速で2年ぶりV、7度宙に舞った工藤監督が涙「ホッとしてます」

優勝が決まり輪になって祝福するソフトバンクの選手・コーチたち【画像:(C)PLM】

選手とスタッフ、ファンを労いながら「最終的な目標は日本一奪還」

 ソフトバンクが2年ぶりのリーグ優勝を決めた。16日、マジック1で乗り込んだ敵地での西武戦(メットライフ)。1点を先制されるも、主砲の柳田が逆転2ランを含む3打点を挙げるなど、打線が7得点を奪って7-3で快勝。9月17日の西武戦(ヤフオクD)で優勝を決めた2015年を上回るパ・リーグ史上最速優勝となった。

 9回裏、守護神サファテが2点を失ったが、最後はメヒアを三ゴロに仕留めて、歓喜の瞬間を迎えた。一気に選手がグランドへと飛び出し、歓喜の輪が出来上がった。就任3年目で2度目の優勝、昨季逆転で優勝を逃した雪辱を晴らした工藤公康監督は、頼もしき選手たちの手で7度、宙を舞った。続いてサファテも5度、胴上げされた。

 その後、グラウンドで行われた優勝インタビューで、工藤公康監督は時折涙で言葉を詰まらせながら喜びを語った。

――優勝おめでとうございます。
「どうもありがとうございます」

――2年ぶりの胴上げ。
「今は正直ホッとしています。リーグ優勝できず、CSで負けてから1年弱。この日を思ってやってきました」

――この1年はどうでしたか
「やっぱりチームが1つになるのが何より大事と昨年反省したところ。大きな期待がありながら勝てなくて、なんとかしたいという思いだった。勝った瞬間の笑顔が見れて、やって良かったと思いました」

――今年のホークスは強かった
「選手が厳しい秋季練習、キャンプとやってきて、乗り越えてきてくれた。そのおかげと思っています」

――リーグ最短優勝記録を塗り替えた
「ありがとうございます。ファンのおかげと思っています。1人1人の思いが伝わり、選手が死に物狂いで戦ってくれた結果、9月16日という日を迎えられたと思います」

――1か月前は楽天と接戦だった
「最後には絶対勝つという強い思いは持っていましたが、厳しい戦いになると思っていました。選手たちが絶対勝つ。昨年の屈辱を晴らすと思ってやってくれたのが、これだけの差になったと思います」

――リリーフ陣が頑張りました
「苦しいところたくさんあったと思う。連投しても文句言わず、リリーフ陣は最初から最後までいい働きをしてくれたと思います」

――打線はどうでしたか
「みんなよくやってくれたと思います。打てる時も打てない時もある。誇れるのは諦めないところ、常に全力疾走するところだと思います」

――控え組も活躍した
「ベンチにいる人がしっかり結果を残してくれて、出ない時でも用意をしてくれて、見えないところで、みんなが勝つためにどうしたらいいかを考えてくれたからだと思います」

――昨年は熊本地震、今年は九州北部豪雨があった
「本当に復興復旧は進んでいないので、みなさんに九州は1つになるというのを分かち合って、笑顔を届けてほしいと思います」

――最後にファンに
「最終的な目標は日本一奪還です。ファンのみなさんとともに日本一を目指して戦いたいと思います」(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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