柳田30号2ランで2年ぶりV、祝勝会は首脳陣攻め「感謝の思いをぶつけたい」

柳田30号2ランで2年ぶりV、祝勝会は首脳陣攻め「感謝の思いをぶつけたい」

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

昨季V逸の雪辱「あの悔しい思いがあったから…」

 主砲の一振りが、ソフトバンクを優勝に導いた。16日、マジック1で敵地メットライフドームに乗り込み、西武と戦ったソフトバンク。2年ぶりのリーグ制覇を呼び込んだのは、柳田悠岐外野手だった。

 1点ビハインドで迎えた4回、中村晃が左前安打で出塁すると、柳田が西武先発の野上が投じたスライダーを捉えた。捕手・岡田の構えはインコースだったが、ボールはアウトコースへ。逆球を逃さなかった。

 快音とともに高々と舞い上がった打球は、西武ファンが陣取る左翼席へと消えた。大台に乗せる30号2ラン。5回には右翼線への適時二塁打も放ち、2安打3打点と暴れた。「打てる気もしなかったし、本当に足だけ引っ張らないようにと思いました。野球の神様はいるんだなと思いました」と、“まさか”の30号を振り返ったが、間違いなく、この日の「打」のヒーローは柳田だった。

「このために去年の秋からやってきたので、頑張って良かったなと思います。去年悔しい思いをしましたし、あの悔しい思いがあったから、秋、キャンプと練習を頑張れた。努力が報われたのが嬉しいです」。試合後、チームホテルで行われた会見で、こう語った。

「昨日は寝られなかったので、どうなるかと思っていました」。マジック1で敵地に移動した前夜は、なかなか寝付けなかったという。

「最初はバッティングのことを考えていたんですけどね。寝ようとしたら寝られなくなって。そんなこと普段ないんですけど」

 超人といえども、勝てば決まる一戦に、少なからずプレッシャーを感じていた。

 自らのバットで試合を決めた主砲。会見では「僕はコンタクトをしているので、目をやられないようにゴーグルして、明日に支障がないようにプレーしたいと思います。監督、達川ヘッドコーチ、そういう首脳陣の方をまず攻めたいなと思います。秋からサポートしてくださっているので、裏方さんとみんなに感謝の思いをぶつけたいと思います」と、祝勝会でも全力プレーすることを誓っていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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