オリ山崎福也が宮城抹消の窮地救う8勝目 左右両エースにはない“地味で強力な武器”とは

オリ山崎福也が宮城抹消の窮地救う8勝目 左右両エースにはない“地味で強力な武器”とは

7回を5安打、無四球に抑えた山崎福(C)日刊ゲンダイ

 2位ロッテにゲーム差1.5で首位を死守するオリックスが、5日の日本ハム戦を9―0の完封勝ち。先発した左腕の山崎福也(29)は7回無四球無失点で自己最多を更新する今季8勝(9敗、防御率3.33)を挙げ、「序盤にけっこうランナーを出したけど、粘れる投球ができて良かったです。ストライクを先行できていて、それがうまくハマったと思う」と、安堵の表情を見せた。

 山崎福にはパの防御率1、2位に並ぶ山本由伸(同1.42)、宮城大弥(同2.31)のような特筆すべき武器はない。例えば奪三振数は山本の182、宮城の122に対して71。被打率にしても山本の.183、宮城の.214に比べて.250と平凡だ。

 それでも、左右両エースの2人を唯一上回る与四球率1.833のコントロールと、緩急を織り交ぜた投球術で粘り強く投げている。先発ローテーションを守り続け、2ケタ勝利も見えてきた。

 オリックスは、主砲にして両リーグトップの打率.339の吉田正尚(28)が2日のソフトバンク戦で受けた死球による骨折で離脱。開幕からフル稼働していた宮城も4日、疲労回復のため登録を抹消されている。

 そんなピンチの中、来週12日から始まるロッテとの3連戦に向けて心強い好投になった。

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