阪神超長期「死のロード」より酷 2位争いDeNAの「死の日程」

阪神超長期「死のロード」より酷 2位争いDeNAの「死の日程」

9勝目の秋山(C)日刊ゲンダイ

 阪神は28日の中日戦(ナゴヤ)を皮切りに、いわゆる「死のロード」がスタートした。今季は計31日間、9カード27試合が組まれるロングラン。順調に試合をこなすと、球団史上最多の試合数になるという。

 もっとも、金本監督は「今はロードという時代じゃない」と言っているように、本拠地で戦えないハンディはゼロではないだろうが、今年の阪神はむしろ環境に恵まれているといえる。全9カード中、京セラの主催試合が2カード組まれるなど、6カードがドーム球場で行われるのだ。

 いくらナイター開催とはいっても、屋外球場は負担が大きい。試合前練習は昼間にやるし、夜もグラウンドレベルはかなり蒸し暑い。「芝が太陽の光を吸収して夜も熱がこもっている。涼しい時期に比べて疲労度は雲泥の差です」とは、屋外球場を使用する球団の主力選手だ。

 その点、エアコンが効いているドーム球場はとりわけ連投が求められるリリーフ投手やベテランにとってはプラス。球場に行く時間が遅くて済むビジターチームは、朝をゆっくり過ごせるし、睡眠もしっかりとれる。「夏はドームのビジターに限る」という選手も少なくないのだ。

「今年は、2位争いをするDeNAが8月1日の中日戦から横浜で6連戦。神宮で3試合を行い、再び横浜に戻って6連戦が組まれている。8月のドーム球場での試合は6試合だけ。ホームなら選手は家から通えるとはいっても、夏に屋外球場の15連戦はさすがに酷です。阪神と比べたら、DeNAの方がよほど『死の日程』といえます」(セ球団スコアラー)

 阪神は涼しいナゴヤドームで行われたこの日の中日戦、先発の秋山が7回無失点と好投するなど、5―0で快勝した。今後の戦いはロードのせいにはできまい。


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