過密日程に台風シーズン重なり…首位楽天は9月が修羅場

過密日程に台風シーズン重なり…首位楽天は9月が修羅場

いくらタフな則本でも…(C)日刊ゲンダイ

 8日、台風の影響で中止になった楽天―日本ハム戦。楽天の本拠地であるKoboパーク宮城は屋外球場のため、早々に中止が決まった。

 首位の楽天は現在、故障者が続出。守護神の松井裕を筆頭に、ペゲーロ、岡島、三好らが離脱している。ペナント終盤に向けて「いい休息になる」という考え方もできるだろうが、こと楽天に限っては事情が異なる。8日現在まで、消化したのは92試合。これは12球団で最も少ない。主な原因は屋外球場の宿命、雨だ。今季はこれまで4試合が雨天中止。それらは追加日程として、9月以降に組み込まれる。すでに10月に2試合、9月に1試合が追加された。

 つまり、楽天は9月以降こそが、本当の修羅場だ。9月に試合がない日はわずか7日。ソフトバンクは同10日、西武も9日。上位3球団中、楽天の負担が最も大きい。

 今カード以降も、雨の不安は減るどころか増すばかり。8月は12試合、9月は13試合が屋外球場だ。8、9月は台風のシーズン。楽天は9月から10月にかけて、怒涛の8連戦が待っている。雨天中止がさらに増え、追加日程として後ろに回されれば、それこそ地獄絵図。野手、投手ともにその疲労は計り知れない。

 この日は左足のケガで離脱していた中軸のペゲーロが、一軍に合流して打撃練習。梨田監督は「思ったより状態はいい」と安堵の表情だったが、こと日程に関しては不安がいっぱいだ。CSを迎えるころには、選手がボロボロになっているかもしれない。

 恵みの雨――なんて、喜べる状況ではないのだ。

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