U18の結果が進学後押し? 悩む清宮にスカウト陣ヒヤヒヤ

清宮幸太郎、U18の結果が進学を後押し? 不振に悩み、スカウト陣がヒヤヒヤ

記事まとめ

  • カナダでU18W杯を戦う高校日本代表主将の清宮幸太郎(早実)が泥沼にハマっている
  • 「大会の結果で進路を決めようとしているなら進学を後押ししそう」と某スカウトは心配
  • 清宮は5日のオランダ戦に「4番・一塁」で出場、二塁打を打ち3試合ぶりに快音が響いた

U18の結果が進学後押し? 悩む清宮にスカウト陣ヒヤヒヤ

U18の結果が進学後押し? 悩む清宮にスカウト陣ヒヤヒヤ

オランダ戦の五回、二塁打を放つ清宮(C)共同通信社

 カナダでU18W杯を戦う高校日本代表主将の清宮幸太郎(3年=早実)が泥沼にハマっている。

 日本時間4日に行われた1次ラウンド・キューバ戦では決勝犠飛を放つなど2打点を挙げたものの、3打数無安打。同3日の米国戦も4タコに終わっており、「全然ダメ。調子悪い時の自分が全部出ているなっていうか、体が開きまくって、もうワケが分からなくなっている」と悩んでいるのだ。

 これには清宮をドラフト1位候補に挙げる球団も苦笑いするしかない。パ・リーグの某スカウトがこう言った。

「心配ですね。いつも強気というか、弱音を吐かない男なのに珍しい。米国戦で150キロ級の左腕の動く球に完全にタイミングを狂わされてしまった。これでプロ側の評価が変わることはないが、清宮の方が自信を喪失しないで欲しいですよね。プロ入りすれば、外国人投手のこういった球に対応しないといけない場面が必ず出てくる。だったら、早大に進学してから出直そうなんてね。プロか大学か、仮にこの大会の結果を受けて最終的に決断しようと思っているなら、進学を後押ししそうで心配しているんです」

 その清宮は5日のオランダ戦に「4番・一塁」で出場。味方打線が相手の先発右腕ブレークを打ちあぐねる中、五回の第2打席。外角直球を左中間に流し打ってチーム初安打となる二塁打。1日のメキシコ戦の第2打席で左前打を放って以来、3試合ぶりに快音が響いた。

 もっとも、高校通算109本塁打をマークした本来の打撃からは依然として程遠い様子。二回の第1打席はフルカウントから外角低めの変化球に手が出ず、見逃し三振。九回無死二塁の好機では低めの直球をすくい上げるようにして捉えたが、打球は失速。右飛に倒れた。

 不振から抜け出そうと、この日は走り込んで、あえて下半身に張りをつくって試合に臨んだ。清宮は「自分らしい打球。だんだん合ってきている。いい感じでボールも見られていた」と話したが、果たして……。

 試合は六回、相手投手の暴投などで2点を奪って逆転。八回に1番藤原(大阪桐蔭)の左前適時打で突き放した。六回から救援した田浦(秀岳館)が締め、日本は3勝1敗でスーパーラウンド進出を決めた。


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