プロと早大が争奪戦 帰国の清宮“雑音封じ”にお疲れモード

プロと早大が争奪戦 帰国の清宮“雑音封じ”にお疲れモード

本人はゲンナリ(C)日刊ゲンダイ

「進路は迷っている? そうですね。なんか(記事が)出てましたけど」

 12日、カナダで行われたU18W杯を終えて帰国した清宮幸太郎(早実)が苦笑いを浮かべてこう言った。

 高校最後の試合が終わり、10月末にはドラフト会議が行われる。大会終了直後に進路について、「これから」と話していたが、この日の帰国会見でも注目の進路についての質問が飛び交った。

 しかし、清宮はあくまで未定であることを繰り返し強調。

「大学かプロかは決めていない」

「いつ決めるか? あんまり決めてないです。(10月12日の)プロ志望届提出期限までには? そりゃそうです」

「五輪に出たいか? 大学でもプロでも五輪に出られる。東京でやる以上は目指したいが、今のままでは力不足」

 といったアンバイで、最後は長旅の疲れも重なってか、“進路攻め”にゲンナリとした様子で帰路についた。

 スポーツマスコミはプロ入りと大学進学で報道が分かれ、この数日は「プロ志望届提出、プロ入り有力」と報じる新聞もあった。

 プロと早大による“アピール合戦”も勢いを増してきた。

 複数の在阪スポーツ紙は「阪神が清宮1位指名」と報じ、親会社、球団が高い評価をしているとした。同じく1位指名を検討しているヤクルトの衣笠球団社長は「彼の実績はすばらしい。動員力もある。神宮が似合うんじゃないか」と褒め称えた。

 早大側も負けてはいない。野球部の川口部長はサンスポの紙面で「系属校の早実ですから、100%、早稲田に進学するものだと考えている」とコメントしている。

 当の清宮は今後について熟考しつつ、「文化祭、体育祭、テストとか普通の高校生の生活になる。今しかできないことを楽しんで、仲間といい残り半年を過ごしたい」と話した。進路表明までは公の場からは姿を消すことになりそうだが、清宮フィーバーは当分、収まりそうにない。

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