西武・菊池に米スカウトが秋波「大谷よりはるかにいい」

西武ライオンズ・菊池雄星に米スカウト「大谷翔平よりはるかにいい」と色目も

記事まとめ

  • 12日、札幌で16球団32人のメジャースカウトが日本ハム大谷翔平の投球をチェックした
  • 大谷を確認して帰った者もいたが、14日の西武・菊池雄星の投球を見たスカウトもいた
  • あるメジャースカウトは「大谷より菊池の方がはるかにいいピッチングをする」と言った

西武・菊池に米スカウトが秋波「大谷よりはるかにいい」

西武・菊池に米スカウトが秋波「大谷よりはるかにいい」

メジャースカウトの注目を浴びる西武・菊池(左)と日ハム・大谷(C)日刊ゲンダイ

 去る12日、札幌で大谷翔平(23=日本ハム)の投球をチェックしたメジャースカウトは計16球団32人に及んだ。

 大谷の163キロを確認してそのまま帰途に就いたのもいるものの、中には2日後、14日の菊池雄星(26=西武)の投球をじっくり見たスカウトもいた。

 楽天戦で8回を投げ4安打1失点、11奪三振で15勝目(6敗)。勝利数、防御率(2.07)、奪三振(201)と投手部門のタイトルを総ナメにしている菊池を見て、「現時点では、大谷より菊池の方が、はるかにいいピッチングをする」と、あるメジャースカウトはこう言った。

「この日の最速は155キロ。制球がいまひとつ甘いように感じたが、それでも右打者の膝元に食い込むクロスファイアのストレートは魅力だ。140キロ台のスライダーもストレートとほとんど変わらない軌道できて、打者の懐を突き刺すように変化する。メジャーでも左腕の需要が多いことを考えたら、菊池のポスティングが解禁になる来オフが待ち遠しい」

■大谷は「163キロでもバラつく」

 それなら、復調途上ながら163キロをマークした大谷は、投手として評価できないのか。

「札幌では明らかに上体に頼ったピッチングだった。おそらく不安のある右足首をかばって投げているのだろう。それでも163キロをマークするポテンシャルの高さは認めても、これから先、投手として成長するかどうかは未知数と言わざるを得ない。球速を150キロ台中盤に抑えても、制球を磨くのがベストだが、現時点では菊池よりはるかに球がバラつく。オフに右足首にメスを入れるのも不安材料だ」

 その大谷は14日のロッテ戦に、打者としては9日以来の出場。1点を追う五回1死から中前打で出塁し、2得点の起点に。登板から2日後の出場にも「問題はない」と言った。

 大谷は米国で「日本のベーブ・ルース」といわれている。要は投打ともに非凡な素質を持っているところが「FA移籍なら総額300億円」というハンパじゃない評価につながっている。

 現時点で投手としての完成度では、花巻東高の先輩である菊池の後塵を拝しているようなのだ。

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