巨人一軍コーチは原監督の顔色を伺ってばかり…阿部二軍監督は反面教師にできるのか

巨人一軍コーチは原監督の顔色を伺ってばかり…阿部二軍監督は反面教師にできるのか

来季は二軍監督の阿部(右は、左から宮本コーチ、吉村コーチ、原監督、後藤コーチ)/(C)日刊ゲンダイ

日本シリーズでソフトバンクに4連敗を喫し、23日に今季を終えた巨人。パ2位チームに投打で圧倒され、なす術がなかった。敗戦後、山口オーナーは「リーグ優勝はできたけど、日本シリーズで一つも勝てないで敗退。球団としてはこれでいいというわけにはいかない。来年に向けて取り組むべきことはいろいろある」と補強を示唆した。

 が、全てが選手のせいなのか。シーズン中、こんなことがあったと、ある選手が声を潜めてこう言うのだ。

「ある試合で捕手の小林がサインミスをしたんです。試合後、小林は原監督に烈火のごとく怒られた。でも実はこれ、コーチの伝達ミスが原因だったそうです。『小林がかわいそうだから監督に言った方がいい』と進言するコーチもいたんですが、吉村さん(打撃総合コーチ)は結局、監督に言わなかったんですね。小林は怒られ損ですから、選手はみんな同情していました」

 現一軍スタッフの多くが、現役時代から原監督を「親分」と仰ぎ見た派閥の一派。しかも、その親分は全権監督としてチームを掌握している。選手より監督の方を向いていると思わせるのは、吉村コーチだけではない。

「後藤さん(打撃兼外野守備コーチ)もそう。点が入った時とか、よくベンチでバンザイをするんですが、これをマネするのがチーム内で密かなブームだった。吉村さん、後藤さんのどっちがどっちかはともかく、みんなに(水戸黄門に登場する)『助さん』『格さん』と呼ばれていました。阿部さんは大丈夫ですかね」(前出の選手)

 今季限りで引退する阿部慎之助(40)は来季から二軍監督に就任する。二軍のスタッフには山口鉄、実松といった気心の知れた年下の“仲間”がコーチとして入閣予定。指導者1年生の阿部に対する球団の配慮ともっぱらだ。ただ、必要なのは友達でもイエスマンでもない。次期監督の有力候補でもある阿部は、今季の一軍ベンチを“反面教師”にする必要がありそうだ。

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