平石氏引き抜きの他にも…ソフトBが仕掛ける楽天への暗闘

平石氏引き抜きの他にも…ソフトBが仕掛ける楽天への暗闘

前監督がソフトバンク入り?(C)日刊ゲンダイ

3年連続日本一を達成したソフトバンクが楽天に攻勢を仕掛けている。楽天を退団した平石洋介前監督(39)に加え、森山良二前一軍投手コーチ(56)の招聘に動いているからだ。

 平石前監督は楽天からフロント入りを打診されていたが、これを断り退団。選手時代を含め、15年間在籍するなど、楽天のすべてを把握しているといっていい人材で、森山氏もまた、楽天で2010年から10年間、一、二軍のコーチを歴任した。ともに九州出身とはいえ、楽天を知り尽くす人材を狙ったかのような動きだ。

「ソフトと楽天は近年、火花を散らし合っている」とは、放送関係者。

「ソフトは昨オフ、西武からFA宣言した浅村を楽天に奪われ、今年のドラフトでも石川(東邦)の指名を巡って水面下で綱引きをしていた。海外FA権の行使が確実な西武の秋山に関しても、メジャーとの交渉が不調に終わった場合、両球団を交えた争奪戦に発展する可能性がある。楽天はソフトからFA宣言した福田に関心を示している」

■両球団の成績に大きな差はないが…

 今季の両球団の成績を比較すると、大きな差はない。2位ソフトバンクと3位楽天のゲーム差は3・5。対戦成績はソフトバンクの13勝12敗とほぼ互角で、ソフトバンクはポストシーズンで唯一、楽天に土をつけられた。さるホークスOBは、「2年連続でV逸したソフトにとって、2連覇した西武も強敵だが、楽天のこともかなり警戒している」と、こう続ける。

「今季のチーム総得点は楽天がソフトを32点上回っている。より多くの得点を挙げた楽天がソフトを上回ることができなかったのは、走塁の差にある。今季チーム盗塁数はソフトの113個に対し、楽天は48個。前の塁を狙う積極性や走塁技術、1点を確実に取りにいく姿勢は、ソフトが優位に立っている。楽天は三木新監督のもと、この弱点強化を目指している。これが改善できれば、楽天は今季以上に強いチームになります」

 今ストーブリーグ、どうりでソフトバンクが楽天を狙い撃ちするわけだ。

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