坂本や丸ら4人が特別扱い 巨人によぎる「キャンプS班」のトラウマ

坂本や丸ら4人が特別扱い 巨人によぎる「キャンプS班」のトラウマ

坂本(左)、丸のMVPコンビも…(C)日刊ゲンダイ

巨人は17日、ジャイアンツ球場で原辰徳監督(61)を交えたコーチ会議を行い、来月行われる春季キャンプの方針を話し合った。

 2016年以来となる「スペシャル(S)班」では坂本勇人(31)、丸佳浩(30)、亀井善行(37)、炭谷銀仁朗(32)がキャンプインする。二軍扱いながら、独自調整が許される特別班のことで、原監督は「(宮崎キャンプ)第3クールから入れ替える」と4人を2月11日から一軍に合流させると明言。「11日から準備していけば、沖縄に行ってもスムーズになる」と説明した。

「S班」はこれで3度目となるが、巨人の関係者にいい思い出はない。

 高橋由伸前監督が就任1年目の16年、S班として独自調整を許可した阿部がキャンプ中に右肩を痛め、5月まで二軍調整を余儀なくされた。そんな由伸前監督自身も、原前政権時の11年にベテラン選手としてS班に入ったものの、この年は前年の打率・268から・246と成績を落とし、出場試合数も116試合から95試合に減少した。同様にこの班で調整した小笠原に至っては、前年の打率・308から・242に急降下。原監督は翌年からベテランの特別扱いを撤廃した経緯がある。

 亀井と炭谷はベテラン。坂本と丸は昨秋にプレミア12で11月までフル参戦した疲労を考慮された。

 ちなみに、37歳・中島や38歳・岩隈はこの班に含まれていない。過去にS班に入った多くの主力が憂き目にあったのは、あるいは“放任”で気が緩んだのかどうか。昨年、一昨年のセMVP・坂本、丸といえども、油断は禁物である。

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