4256安打ピート・ローズにコルクバット疑惑 メジャーのインチキまみれ再証明

4256安打ピート・ローズにコルクバット疑惑 メジャーのインチキまみれ再証明

安打製造機とも言われたローズのバッティング(C)ゲッティ=共同

八百長の次はイカサマか。

 大リーグ記録の4256安打を放ったピート・ローズ(79)にコルクバット疑惑が浮上した。元エクスポズのグラウンドキーパーが4日、モントリオール・ガゼット紙で暴露。エクスポズに所属した1984年にコルクバットを常用、20年間使っていた可能性もあるという。

 レッズ監督時代の89年には野球賭博で永久追放処分に。今回の告発が事実ならローズに新たな醜聞が加わるうえ、メジャーがいかにインチキまみれかを改めて証明したことになる。

 コルクバットといえば、メジャー通算609本塁打のソーサ(51)が有名。2003年の試合中、折れたバットの中に使用禁止のコルクが入っているのが見つかった一件だ。

 メジャー記録の通算762本塁打のボンズ(55)や696本塁打のA・ロッド(44)も筋肉増強剤に頼ったし、アストロズやレッドソックスのサイン盗みにしても明らかなインチキ。メジャーは出場停止処分はもちろん、永久追放などかなり厳しい罰則があるのに、ズルが絶えない。

 理由のひとつはカネだ。例えば年間25本塁打なら8億〜10億円の年俸が、30本になると20億〜30億円にハネ上がる。一流が超一流になると稼ぎもケタ違い。数字にすればわずかな差だが、それを埋めるために選手はインチキに手を染めるようになる。

 もうひとつは虚栄心だろう。ソーサもボンズもA・ロッドも、名声と稼ぎを手に入れて以降もインチキをやっている。つまり一度、手に入れた地位や名声があまりに大きいがゆえに、それを失いたくないのだ。A・ロッドはクスリを使ったのは史上最高契約のプレッシャーからだと話している。

 アストロズは能力ある選手を育て、物理学者や心理学者まで雇ってデータを活用。その結果、世界一になった。他球団もアストロズのチームづくりや戦略をマネするようになった結果、「ウチの優位性はなくなった」と当時のルーノウGMは話した。それでも勝ち続けるにはサイン盗みしかなかったということだろう。

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