マニー・ラミレスだけじゃない 中年になってもプレーしたい大リーガーたち

マニー・ラミレスだけじゃない 中年になってもプレーしたい大リーガーたち

高知ファイティングドッグスでプレーしたラミレスは台湾リーグで復帰か(C)日刊ゲンダイ

【メジャーリーグ通信】

 30日で48歳になるマニー・ラミレスが今季、台湾リーグで現役復帰を目指しているという報道があった。

 マニーはメジャー通算555本塁打(MLB史上15位)の大打者。2011年を最後にメジャーの舞台から姿を消し、その後は独立リーグ、台湾リーグなどでプレー。14年から3年間はカブスで巡回コーチをしていたが、17年に日本の独立リーグ(四国アイランドリーグの高知)に売り込んで1シーズンプレーした。今季、台湾のチームと契約できれば3年ぶりの現役復帰となる。

 一度はコーチ業などに転じた後、現役復帰して道楽で野球をやっているケースは他にもある。ラファエル・パルメイロは通算3020安打、569本塁打の記録を持つスラッガー。2005年に筋肉増強剤の使用が発覚して、40歳で引退に追い込まれた。しかし、長いブランクの後、15年に独立リーグで現役復帰。その後、2年間は浪人状態だったが、18年に再度、独立リーグに入団がかない53歳で6アーチを記録した。

 元カブスのエース、カルロス・ザンブラーノは2012年を最後にメジャーの舞台から姿を消し、14年から4年間引退状態が続いた。しかし、18年にメキシカンリーグで現役復帰。昨年は住み慣れたシカゴの独立リーグのチームと契約し、カブス時代のファンの声援を背に受けながらピッチングを楽しむように投げていた。

■大谷の出現に刺激

 元有名選手の中には、現実離れした妄想に取りつかれて現役復帰を目指す者もいる。ホセ・バティスタはブルージェイズで活躍した本塁打王2度の長距離砲で、2018年を最後にユニホームを脱いだ。しかし、大谷翔平の出現に刺激され、今年3月に打者と投手を兼任する二刀流選手として現役復帰すると宣言。それがメディアから失笑を買ったため、数日後に投手をやる夢は断念したと発言を訂正した。

 MLBのシーズン最多セーブ記録(62セーブ)を持つフランシスコ・ロドリゲスも2017年5月を最後にメジャーの舞台から姿を消した後、独立リーグとメキシカンリーグで投げている。道楽で投げているせいか、球威がどんどん落ち、制球難がさらにひどくなった。

 日本でプレー経験のある元大リーガーでは、今年44歳になる元阪神のルー・フォードが独立リーグのチームを渡り歩きながらマイペースで現役生活を続行。2016年にヤクルトで投げたカイル・デービスは、その年限りでユニホームを脱いだが、1年のブランクを経て18年に独立リーグで復帰し、現在もマイペースで投げている。

(友成那智/スポーツライター)

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