悲喜こもごもの引退試合=プロ野球・中日

悲喜こもごもの引退試合=プロ野球・中日

先発登板した引退試合で先頭打者を三振に打ち取り、花束を手にマウンドを降りる中日の山井=13日、バンテリンドーム

 中日一筋で活躍した2選手が引退試合に臨んだ。山井は先発登板して、1番塩見から低めのスライダーで空振り三振を奪い、「いろいろな思いがこみ上げてきた」と涙を見せた。1番右翼で出場した藤井は、その裏の打席で外角球を見逃して3球三振に倒れ、苦笑いでベンチへ下がった。

 山井は2007年の日本シリーズ第5戦では、八回まで完全投球を見せ、「プロ野球の歴史に爪痕を少しでも残せたのは望外の喜び」。藤井は「死球に始まり、見逃し三振に終わった16年。中身が濃かった」と実感を込めて話した。 (了)

【時事通信社】