ベイ三浦、最終登板 万感の集大成

ベイ三浦、最終登板 万感の集大成

現役最後の試合でマウンドを降り、ファンの声援に応える横浜DeNAベイスターズの三浦大輔投手=横浜市中区の横浜スタジアム

 プロ野球横浜DeNAベイスターズの今季のレギュラーシーズン最終戦が29日、横浜スタジアム(横浜市中区)で行われ、今季限りでの引退を表明していた三浦大輔投手(42)が最後の先発登板に臨んだ。七回途中に10失点でマウンドを降り、プロ野球新記録となる24年連続勝利を飾れなかったが、試合後の引退セレモニーで「苦しい時、心が折れそうな時に皆さんが背中を押してくれたおかげで、倒れずに一歩ずつ踏みしめることができた。たくさんの人に愛され、感謝しています。今シーズンをもちまして現役を引退しますけどこれからも三浦大輔はずっと横浜です。よろしく」と語り、ファンの温かな声援に包まれた。

 三浦投手はこの日のヤクルト戦が今季3度目の先発登板。打たれながらも8三振を奪い、プロ野球最年長の42歳になった今季まで第一線で活躍してきた力を見せた。功績をたたえ、全選手が三浦投手の背番号18をつけてプレー。今季最多に並ぶ2万8966人の観客が詰め掛けた。

 三浦投手は前身の横浜大洋ホエールズ時代を知る最後の現役選手で、横浜一筋に25年間プレー。2年目から勝ち星を重ね、昨季は元中日の山本昌投手、西武などで活躍した工藤公康投手(ソフトバンク監督)と並ぶ歴代1位の23年連続勝利を記録した。トレードマークのリーゼントから「ハマの番長」の愛称で知られ、野球への実直な姿勢とファンを大切にする優しい人柄で多くの人に愛された。