阪神を待ち受ける地獄の秋季キャンプ案

阪神を待ち受ける地獄の秋季キャンプ案

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今季の阪神タイガースは、支配下登録選手数70名のうち、59名の選手を一軍出場させている(9月6日時点)。


「59名の内訳がさらに興味深いんです。支配下登録している投手は35名で、うち29名が一軍登板しています。野手は35名中30名。ほとんどの選手にチャンスを与えたとも言えますが、大多数の選手が好調さを持続できず、すぐに二軍落ちしてしまったとも解釈できます」(プロ野球解説者)



一軍の公式戦で、ベンチ入りできる選手数は28名まで。日替わりの打線でここまでの戦いをしのいできたとも言えなくはない。しかし、シーズン終盤の戦況から、阪神のクライマックスシリーズ(CS)進出は難しくなってきた。


その影響だろう。59名の一軍出場した選手たちを指して、球団内から「このなかから、何人が来季生き残ることができるのか」という言葉が聞こえてきた。それと同時に、「どうせ、CSに進出できないのなら、秋季キャンプを前倒しして始めたらどうか」という声も出始めた。


「予定通りに行けば、阪神の公式戦は9月27日に終了します。どの球団も秋季キャンプは11月に行いますが、CS第1ステージの始まる10月10日に秋季キャンプをスタートさせたらどうかという意見が出ています。これならば、公式戦の終了後に選手は1週間以上休めます」(球界関係者)


秋季キャンプの前倒しプランは、10月と11月の2期制とし、前者は鳴尾浜で行う。そして、先の59名をふるいに掛け、有力な二軍選手を加えて次のキャンプ先の高知県安芸市に向かうというものだ。


約1カ月半に及ぶ秋季キャンプの長期日程も異例だが、その練習内容も相当厳しいものになるだろう。



「ベテラン遊撃手の鳥谷敬が12年ぶりに三塁を守りました。来季は三塁手へコンバートするための布石かと思ったのですが、金本知憲監督は『遊撃のポジションを若手の北條から奪い返せ』と思っているようです」(同)


11月には野球日本代表『侍ジャパン』の国際試合も予定されており、阪神からは今年一押しされた若手の原口、北條、高山らの招集が有力視されている。しかし、徹底的に鍛え上げたほうが将来のためになるとして、代表招集を辞退させてはどうかという意見も出ているという。


阪神は“地獄の秋”を過ごすことになりそうだ。

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