小園健太に風間球打 速球派高校生競合なるか 11日ドラフト会議

小園健太に風間球打 速球派高校生競合なるか 11日ドラフト会議

第93回選抜高校野球大会で登板した市和歌山の小園健太=阪神甲子園球場で2021年3月26日、吉田航太撮影

 プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議は11日、東京都内で開かれる。小園健太(市和歌山)や風間球打(きゅうた)=秋田・明桜=ら将来性豊かな速球派高校生投手の名前が挙がっており、指名が競合する可能性もある。

 最速152キロの直球に加えて変化球の精度も高いのが、小園だ。変化球を生かした投球術にたけており、高校生にして完成度は高い。風間は最速157キロを誇る右の本格派で、ソフトバンクが9日に1位指名の意向を明らかにした。森木大智(高知)は甲子園の出場経験はないが、最速154キロの直球はキレがある。達孝太(奈良・天理)は身長193センチから角度のある速球を投げ込み、将来性を期待して獲得を狙う球団もありそうだ。

 大学生は、左腕に好素材が多い。最速150キロの隅田知一郎(ちひろ)=西日本工大=は多彩な変化球と三振を狙える制球力を兼ね備え、西武が1位指名を公言している。佐藤隼輔(筑波大)は最速152キロにスライダーとチェンジアップの制球がよく、国立大史上2人目の1位指名の期待が懸かる。最速151キロの黒原拓未(関学大)はプロでも先発を狙える即戦力候補。最速150キロ以上を投げる鈴木勇斗(創価大)や、桐敷(きりしき)拓馬(新潟医療福祉大)も面白い逸材。右腕では椋木(むくのき)蓮(東北福祉大)が最速154キロの本格派で名前が挙がる。

 野手では、正木智也(慶大)が東京六大学の今年春のリーグ戦で本塁打と打点の2冠を獲得した右の大砲だ。長打力に50メートル5秒8の走力もあるブライト健太(上武大)の注目度が上がっており、古賀悠斗(中大)は「大学ナンバーワン捕手」の呼び声が高い。

 社会人では、昨年の都市対抗で自己最速の154キロをマークして注目を浴び、新人賞の若獅子賞を獲得した広畑敦也(三菱自動車倉敷オーシャンズ)が先発、リリーフどちらでも起用可能の右腕。左腕・森翔平(三菱重工West)も即戦力で期待されている。【浅妻博之】

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