日本ハム上沢、改良フォームで「出来過ぎ」 8回無失点で2勝目

 ○日本ハム2―0ソフトバンク●(14日・札幌)

 日本ハムが競り勝った。三回に今川の適時二塁打で2点を先取。投げては上沢が8回無失点で2勝目を挙げた。

 日本ハムの上沢にとって、山場は2点リードの八回だった。1死から四球を出し、打席には柳田。だが、「自分でまいた種。抑えて(ベンチに)帰るのが責任」と逃げなかった。内角を攻めて追い込むと、5球目に選択した外角へのフォークで遊ゴロ併殺に仕留め、「出来過ぎ」とベンチで笑顔を見せた。

 今季7試合目の登板となった7日の西武戦でようやく今季初勝利を挙げて以降、試してきた新たなフォームが「はまってきた」。軸足から左足への体重移動を「左足を優しく(地面に)つくような感じ」と最小限にしたことで、試合中の安定性が持続するようになったという。

 この日は甘く入った直球を安打にされるなど序盤は何度もピンチを招いたが、「だんだんリズムをつかんだ」と尻上がりに調子を上げた。五回以降は二塁を踏ませず、8回を無失点。7日にロッテを完封して波に乗る相手先発・大関に投げ勝ち、チームを今季2度目の3連勝に導いた。

 13日は24歳の伊藤が完封し、22歳の万波が決勝打を放った。この日は25歳の今川が決勝打。若手の活躍に「頼もしい限り」と話す28歳の上沢は「僕みたいな、少し年のいった選手が引っ張っていけるようにしたい」と、珍しく負けん気の強さを見せた。4月17日のロッテ戦では佐々木朗と投げ合い、7回無失点と好投を見せていた。なかなか白星に恵まれなかった先発の柱が、存在感を増してきた。【森野俊】

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