<速報>イチローvsマエケンの今季2度目対決は3打数1安打1得点!

ドジャースの前田健太(28)が、敵地のマーリンズ戦に先発、イチロー(42)が「2番・ライト」でスタメン出場したことで、今季2度目の日本人メジャーリーガー対決が実現した。両者の対決は、イチローの3の1で1得点。前田は6回を投げて93球8安打3失点。0−3のスコアで今季9敗目を喫した。

 広島カープの優勝に「刺激を受けた」というマエケンにとってはモチベーションの高まるマウンドになった。今季14勝8敗は、ドジャースの球団新人タイ記録であり、この日は、記録更新のかかった先発。そして「尊敬している」イチローとの今季2度目の日本人対決が実現したのである。

 最初の対戦は一回無死一塁の場面。マエケンは、インサイドを攻め、イチローのタイミングを外してピッチャーゴロ。フィールディングには定評のある前田は、これを綺麗に1−6−3と併殺に処理した。

 だが、2打席目は、イチローに軍配が上がる。
 0−0で迎えた4回一死走者無しの場面でイチローは、初球の外のカーブを見送り、続けて外のストレートにも手を出さず簡単に追い込まれた。ボールが続き、カウントが2−2とそろってから再び外へのチェンジアップにバットを逆らわずに合わせた。ショートの後ろを襲う打球が、ラッキーなヒットとなって落ちた。このセンター前ヒットで、イチローはメジャー通算3022安打として、メジャー通算で歴代25位の記録を持つルー・ブロックの3023安打に後「1」と迫った。

 しかも、このヒットが、マーリンズのマエケン攻略の糸口になった。続くプラドもライト前ヒットで続き一死一、二塁で、イエリッチが左中間にタイムリー、イチローが先制のホームを踏んだ。さらに一、三塁と続くチャンスに、ボアが犠牲フライ。2−0とマエケンから先手を取ったのである。

 2人の対決は今季2度目だった。4月28日にドジャースタジアムで対戦したが、前田がイチローを3打数無安打に抑え込んでいた。注目の対決はマエケンの圧勝だったが、試合は、6回3分の2を投げて、7安打5奪三振1四球4失点でメジャー初黒星をつけられていた。マエケンにとってみれば、イチローとの勝負に勝ち、球団新人新記録となる15勝目を狙っていたのだろうが、記録更新は次回以降に持ち越しとなった。

 5回二死走者無しで3度目の対決。カウント0−2から外高めのツーシームをフルスイング。いい角度でライトスタンドに向かって打球は上がったが、結果はライトフライ。

 前田は6回にも先頭のプラドに三遊間を破られ、続くイエリッチにもライト前ヒット。この打球をレディックが処理に手間どり、ショートのシーガーからの三塁への中継も乱れ、送球がスタンドに入ったことでプラドがホームイン。前田は不運な3点目を失い、なおも三塁に走者を残したが、後続は断った。
 
 結局、この回で前田がマウンドを降りイチローとの対戦は「3の1」という結果に終わった。
イチローの4打席目は7回二死からドジャースの2番手、アビランからレフトフライだった。

 マーリンズの先発、ウレーニャは9回二死まで4安打無失点。あと一人でメジャー初のシャットアウトを逃したが、AJラモスにスイッチ。ラモスが、きっちりとシーガーを二塁ゴロに抑えて3−0でゲームセット。マエケンに9敗目がつくことになった。