大型連敗の巨人 スポーツ紙で采配決めているのかと囁かれる

大型連敗の巨人 スポーツ紙で采配決めているのかと囁かれる

采配にも疑問の声があがっている(写真:時事通信フォト)

 長嶋茂雄・終身名誉監督の監督就任1年目の11連敗を更新し、13連敗を記録した高橋由伸監督率いる巨人。球団ワースト記録が見え始めた6月2日からのオリックス3連戦では、出場選手登録を8人も入れ替えたことが話題となった。開幕以降、守護神を務めたカミネロを抹消。二軍からクルーズを昇格させ、スタメン起用した。

「実は、その前日の『スポーツ報知』(6月1日付)の1面に、〈6連敗打開策 クルーズを使え〉という記事が載った。記事は外国人枠の使い方について〈カミネロを10日間だけ登録抹消してはどうか〉〈今はクルーズの長打力がほしい〉と提言する内容だった」(スポーツ紙デスク)

 結果、リードしていた9回にカミネロの“代役”となるマシソンが同点に追いつかれ、延長11回に逆転負け。頼みのクルーズも5打席無安打に終わった。

「もともと、クルーズは昨年10月のCS前に怠慢プレーで登録を抹消した選手。2年契約の2年目の今年は、二軍で“飼い殺し”と思われていたのに、報知に書かれたタイミングでいきなり起用した。“まさかスポーツ紙を読んで采配を決めているのでは”という声がチーム内で出るほど。“監督はどこを向いて指揮を執っているんだ”という声もあがっています」(同前)

 クルーズと入れ替わりで抹消されたのは、中井大介、立岡宗一郎ら由伸監督が“育てたい”と起用してきたはずの正二塁手候補たちだった。別の巨人OBが指摘する。

「由伸監督がビジョンなき統率を続けるほど、選手間の不和は高まる。もともと、巨人は派閥意識が強い。今の最大派閥は阿部(慎之助、38)派で、今年はグアムの自主トレに小林誠司も帯同した。現役時代から由伸監督は非主流派。監督となったいまも、ベンチの一体感のなさにつながっている」

※週刊ポスト2017年6月23日号

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