オリックス5位転落も首位ソフトバンクとの差は5.5ゲームまで縮まる! 先発陣の好投と吉田正尚に一発

オリックス5位転落も首位ソフトバンクとの差は5.5ゲームまで縮まる! 先発陣の好投と吉田正尚に一発

吉田正尚

【オリックス・バファローズ戦績 6.21-6.26】
対 福岡ソフトバンクホークス
大阪・京セラドーム大阪

6月21日
○オリックス(宮城)4-3(石川)福岡ソフトバンク●

6月22日
○オリックス(田嶋)5-0(東浜)福岡ソフトバンク●

対 千葉ロッテマリーンズ
千葉・ZOZOマリンスタジアム

6月24日
○オリックス(山岡)5-0(本前)千葉ロッテ●

6月25日
○オリックス(山本)4-0(佐藤奨)千葉ロッテ●

6月26日
●オリックス(山崎福)2-3×(美馬)千葉ロッテ○

※カッコ内は先発投手。
※72試合、35勝37敗0分けの4位。首位の福岡ソフトバンクホークスとは5.5ゲーム差。

 先週のオリックスは4勝1敗と借金を「3」減らすことができた。パ・リーグは1位から5位までが5.5ゲーム差という団子状態。27日にオリックスとゲーム差なしの5位だったロッテが首位のソフトバンクに勝利したため、オリックスは5位に転落したが、ソフトバンクとの差は5.5ゲームに縮まった。28日から兵庫・ほっともっとフィールド神戸で行われる2位の東北楽天ゴールデンイーグルスとの2連戦、7月1日から北海道・札幌ドームで行われる北海道日本ハムファイターズとの3連戦は落とせない。

 先週は宮城大弥、田嶋大樹、山岡泰輔、山本由伸のオリックス先発四天王にいずれも勝ち星がついたのが大きい。

 宮城は「カード頭だったので、自分の投球を投げ切ることを意識していましたし、いい結果が出てくれたので、安心しました!全体的にストライクを取れるボールが増えてきましたし、そこはキャッチャーの(伏見)寅威さんのおかげだと思うので、これからもっと修正して、いいピッチングができるように頑張りたいと思います。野手陣に助けてもらったプレーも多かったですし、自分の中でしっかり落ち着いていこうという意識で投げられたので、それがいい結果になってくれたと思います」と語った。

 2年ぶりの完封勝利を挙げた田嶋は「今の気持ちとしてはすごくうれしいんですけど、まだシーズン途中なので、次に向けてしっかりと準備したいと思います!しっかりとテンポよく打ち取っていこうと思ってマウンドに上がっていました。バックにヒット性の当たりを何本も捕ってもらっていましたし、(福田)周平さんにもホームでアウトにしてもらっていたので、きょうは本当に感謝しかないです!若月(健矢)さんのリードと、野手陣にしっかり守ってもらって、しっかりと打ってもらっていたので、余裕を持ってマウンドに上がることができていました」と野手陣に感謝した。

 田嶋は本拠地での完封について「前回、初完投してから、もう一度やりたいという気持ちはずっと持っていました。こうして実現できてうれしいですし、こういう機会をどんどん増やせるように、もっと練習して頑張っていきたいと思います!今回の投球を糧にして、次のステージに進んでいきたいですし、どんどんレベルアップしていきたいと思います!本拠地のファンの皆さんの前で完封できてよかったですし、初完封の時もほっともっとだったので、またもう一度完投する時もホームでできるようにしていきたいと思います!」と語った。京セラでは苦手としていた石川柊太と、東浜巨に黒星をつけている。

 千葉では山岡が4年ぶりに完封。山岡は「久しぶりに最後までマウンドにいれたなって思います。(7回のピンチの場面は)点も取ってもらっていましたし、楽に投げさせてもらっていたので、なんとか最少失点で乗り切れたらいいかなと思っていました。強風の中で野手の方々に難しい打球も捕ってもらっていましたし、本当に全員で勝ち取れた勝利だと思います!いつもとボールの曲がり方なども違いましたし、新しい自分だなと思いながら投げていました」と語った。

 この日でパ・リーグ防御率トップに立ったが「あんまり意識していないですけど、明日投げるピッチャー(山本)にすぐ抜かれると思うので(笑)、頑張って追い付いていこうと思います。カード頭を取れたので、明日からも流れに乗っていけたらいいなと思います!これからも応援よろしくお願いします!」とコメントした。

 翌日に山本が山岡の予言通り、8回無失点。防御率で山岡を抜き、パ・リーグ単独トップの8勝目をマーク。7勝のピッチャーがおらず独走態勢に入った。

 山本は「きょうもいつも通り、いい入りができるように心掛けてマウンドに上がっていました。暑さについてはマウンド上では風もあって大丈夫でしたが、立ち上がりは少し風の影響でコントロールできない場面もあったんですけど、後半になるにつれて思い切って腕を振れるようになったと思います」と喜んだ。

 好投の要因について「終盤になるにつれて、とにかく思い切って投げられたので、それがよかったんだと思います」と分析。山岡を抜いてパ・リーグ防御率トップに立ち「うれしいです!(9回のマウンドは)高山コーチもどうしてもと言うなら、という話でしたが、お任せします。と言いました(笑)」。

 チームの4連勝に「まだ順位がそこまで上ではないので、どんどん勢いに乗って思い切っていきたいと思います!いつも本当に応援ありがとうございます!ここからもっともっと全力でいきますので、ファンの皆さんも全力応援でよろしくお願いします!!」とファンに呼びかけた。

 また打線ではなかなか大きな当たりがなかった吉田正尚に2本のホームランが出るなど、好材料がそろってきている。ここから追撃するオリックスに期待したい。

(どら増田 / 写真・Rinco)

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