ソフトB・千賀の大炎上は侍ジャパンのせい?「壊れたら責任取れるのか」追加招集直後の乱調で稲葉監督に批判

ソフトB・千賀の大炎上は侍ジャパンのせい?「壊れたら責任取れるのか」追加招集直後の乱調で稲葉監督に批判

千賀滉大

 6日に行われたソフトバンク対ロッテの一戦。「11-3」でロッテが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがソフトバンクのプロ11年目・28歳、千賀滉大の大炎上だった。

 >>ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ<<

 4月6日・日本ハム戦中に左足首損傷の怪我を負い翌7日に登録抹消された千賀は、6日試合前の公示で2カ月ぶりに一軍に復帰。そのまま復帰後初登板に臨んだが、初回にいきなり1死三塁のピンチを招くと、中村奨吾にタイムリー二塁打を打たれ先制を許してしまった。

 これ以降追加点は許さず2回は三者凡退と立ち直ったかのように見えた千賀だったが、3回は先頭の田村龍弘に三塁打を浴びると、1死後藤原恭大にタイムリー二塁打を打たれ2失点目。続く中村に左安打でつながれ1死一、三塁となった後、マーティンに右犠飛、レアードにタイムリー安打を許し2点を追加された。

 千賀はその後2死満塁と再びピンチを招くと、藤岡裕大、田村に連続で押し出し四球を与え6失点目。さらに、荻野貴司に2点タイムリー、藤原にも2点タイムリー二塁打を打たれ、失点が10となったところで工藤公康監督はたまらず降板を決断。「2.2回10失点・被安打9・与四球3」と散々な内容で今季初黒星を喫する結果となった。

 千賀の大炎上を受け、ネット上には「怪我明けだし多少の失点はしょうがないと思ってたけど、まさか10点も取られるとは思わなかった」、「球速はそれなりに出てた(最速158キロ)けど、とにかく球がバラついてたな」、「三振が0だったのもマズい、直球も変化球も全く打者に通用してないってことだし」といった反応が寄せられている。

 一方、「千賀の炎上は復帰を急かすような招集をかけた稲葉監督にも責任があると思う」、「下での登板で微妙だったのに一軍に上げたらそりゃこうなるよ、稲葉監督が侍ジャパンに呼ばなきゃもう少し調整できただろうに」、「今日の大量失点は故障してるのに稲葉が無理に代表に呼んだせいだ、このまま千賀が壊れたら責任取れるのか」と、侍ジャパン・稲葉篤紀監督への批判も複数見受けられた。

 「6月17日に三軍で実戦復帰を果たした千賀は、その後同月29日までに二軍で1試合、三軍で1試合に登板。この3試合では「12回3失点(自責2)・防御率1.50・被安打11・与四死球6」と制球の不安定さを露呈していたのですが、工藤監督は同月30日に『本人がいけますとなればぼくらはゴーです』と、一軍復帰の時期は本人に委ねる意向を口にしたことが伝えられました。その後、7月5日に稲葉監督が『先発はもちろん、WBCで中継ぎを経験していることも大きな武器』というコメントとともに、千賀を東京五輪に臨む侍ジャパンに追加招集することを発表。千賀は発表翌日の6日に一軍復帰しましたが、同日の試合で大炎上を喫しました。こうした流れから、ファンの間では千賀は一軍で投げるにはほど遠い状態でありながら、追加招集への責任感から無理を押して工藤監督に一軍復帰を訴えたのではという見方があります。また、一軍昇格や炎上のきっかけを作ったとして、追加招集の決断を下した稲葉監督への不信感を強めているファンも少なからず見受けられます」(野球ライター)

 試合後、工藤監督は「彼でなければ早めに(交代)というところも考えたかもしれないが、投手コーチもまさかというところで、なかなか動けなかった」と、千賀が乱調から立ち直る可能性を捨てきれず交代が遅れたと語ったことが伝えられている。次回登板についても白紙とのことだが、稲葉監督は10失点の大炎上をどのように受け止めているのだろうか。

文 / 柴田雅人

関連記事(外部サイト)