「変化球をイメージした」オリックス吉田正尚、西武菊池を攻略で2カード連続勝ち越し!

「変化球をイメージした」オリックス吉田正尚、西武菊池を攻略で2カード連続勝ち越し!

(提供:リアルライブ)

▽10日オリックス4-2埼玉西武(京セラD)
オリックス10勝7敗観衆22,940人

オリックスは初回、西武のエース菊池からマレーロの第9号ソロ本塁打で先制。しかし2回に先発の松葉が西武打線に捕まり、栗山のタイムリーで同点に追いつかれるが、3回、安達の第2号ソロ本塁打で再び突き放すと、7回まで菊池に2本の本塁打だけの2安打11三振と打線が沈黙。松葉は6回で降板。7回を黒木が無失点で抑えると、8回に登板した近藤が二者連続三振の直後、浅村に第13号ソロ本塁打を浴び同点。しかしその裏、好投を続けていた菊池が四球から乱れ、吉田正がレフトオーバーの2点タイムリー二塁打を放ち再び勝ち越し、最終回はこの日、ファームから昇格した“守護神”平野が圧巻のピッチングで復活のセーブを挙げた。勝利投手は近藤でこれがプロ初勝利。オリックスは2カード連続の勝ち越し。

■福良淳一監督一問一答
ーーあれだけ菊池にやられると…
「そうですね。良かっただけにですね。厳しいというか、まぁあの2発は大きかったですね」
ーーマレーロは(菊池に)強いですね?
「そうですね。これで3本目ですかね。あとは合ってなかったですけど、効果的で。安達の一発も大きかったですよね」
ーー吉田正も3打席目までは…
「全然合ってなかったんですけどね。そこはやっぱり修正してくるというか、そういうところはありますよね」
ーー逆方向というのはチームバッティングの打撃?
「いや、そこは…正尚に関してはそういうのはないですね。本人がいろいろ考えた中で…じゃないですか」
ーー松葉はよく6回まで投げてくれたという感じですか?
「よく投げたんですけどね。やっぱり…フォアボールですよね(苦笑)。もうちょっと行って欲しいというか。ストライクとボールの数が同じくらいですからね(苦笑)。そういうところじゃないですかね。それが行ってくれたら、もう少し長いイニング行けるんじゃないですか」
ーー結果的に、近藤にプロ初勝利がついたが?
「そうなんですか?またプロ初勝利ですか(笑)。良かったです。近藤は良かったけど、一球もったいなかったですね。ちょっと選択ミスかなというのはあったんですけどね。良い真っ直ぐを投げてただけにですね」
ーーシーズン途中から近藤が加わってここまでの評価は?
「頼りにしてますよ!8回を任せても大丈夫かなというところまでは来てるんじゃないですか」
ーーきょうは黒木が7回で、近藤が8回だったが、このまま行く?
「そこはまだわからないですね。その2人に関してはどっちにするかというとこやないですか」
ーー近藤の評価が上がった?
「というか、黒木の状態が上がってくるまではということで7回にしてたんですけど。きょうのボール見る限りでは大丈夫かなっていうのはあったんですけどね」
ーー平野は自ら志願してファームに降格していたが、きょうのピッチングを見る限りでは?
「大丈夫だと思いますよ。セーブもついたし、本人もこれで行けるんじゃないですか」
ーー自信持って投げてる姿は戻ってた?
「それはありましたね」
ーー監督が一番気にかけられていたのはその部分?
「そうですね。1点差でも平野は行く予定でしたからね。9回は」
ーー最後に平野がいるというのは…
「大きいですね。ヘルメンも使い勝手がいいですからね。菊池から勝ってウチには大きいです」

■吉田正尚選手一問一答
(8回、レフトオーバーの2点勝ち越しタイムリー二塁打で、ヒーローに)
ーー3打席目までは菊池のボールに苦労していたように見えたが?
「そうですね。前のカードから苦労してましたね」
ー4打席目で工夫したところはあった?
「いや、チャンスだったので初球から。追い込まれたらチャンスはないと思ったので。自分が振れるカウントで勝負に行ければなと。入りは少し変化球をイメージしながら打席に入って、そこをしっかり引っ掛けず、逆らわずに打ち返せたのが、結果として出たのかなとは思います」
ーースライダー?
「そうですね。外に(流れる)」
ーー楽なボールではなかった?
「そうですね。外の低めくらいですか。きっちり。やっと芯に捕えられたかなという。今までは詰まったり、上がらなかったりしてたので。いい場面で試合を決められて良かったですね」
ーーチームにとっても個人としても大きな一打だったのでは?
「そうですね。やっぱりチャンスで、ここ一番で打てるバッターになりたいと思ってましたし、そういう意味ではチャンスメイクしたら返す、一発もあると。そういうバッターがいいバッターじゃないかなと思うので。そこを目指して頑張りたいですね」
ーー8月に入って好調の要因は?
「何ですかねぇ…。要因…。まあいい時もあれば悪い時もあるので、そこは別に…。一日一日やれることを毎回やるというのが大切なんだなと思うので、なんか抜きながらじゃないですけど、自分の中でメリハリを持って、一日過ごして行ければなと思います」
ーー試合前の練習でバッティングピッチャーにスライダーを投げてもらっていたが?
「そうですね。スライダーを最初打ってました。それが結果になったのはたまたまですけど、そういう一日一個テーマを持っていることが、きょうはそういうテーマで入っただけで」
ーー試合中の集中力の仕方は?
「もうやっぱり切り替えて、さっきの打席三振して悔しいですけど、次の打席が来るので、準備をしてまた打席に入ったら、引きずってしまうとダメなんで、フラットじゃないですけど、そういう面でまあ、いい時もあれば悪い時もあるので、次、次という考えで」
ーー6回の打席で2ボールからスライダーを一球見て、ファールで…
「まああれは真っ直ぐを待っていたので、別に読みと違ったからスッと切り替えれたので。最後に振り返るとチャンスはあの一球だったのかなと。凡退したあとベンチで振り返りました。迷って狙ってて手が出なかったら、たぶんダメだったんでしょうけど、真っ直ぐという頭だったので。そこに関しては切り替えることが出来ました」
ーーチャンスの場面のほうが集中力は高まる?
「チャンスでこそ冷静になれるようにとは思ってます。バッテリーはどうやって入って来るのかとか、こういう状況で打ち気なバッターだと思われてると思うので、どういう配球をして来るのかとか。インコースの使いかたとか。配球の勉強をしながら、ただ単に振るんじゃないというのは、そういうところで自分があるんで、そこは状況に応じて、打席で幅を広げたいというのはそういうところであるので。ピッチャーも変わればチームも変わるという感じで、変わって来る部分はたくさんあるなと思いますけどね」
ーーTシャツがたくさん売れそうですね。
「買います?(笑)」
ーー(11日に)Tシャツが発売するまでずっと打ち続けると発言していたが?
「よく覚えてますね。(良い宣伝になったのでは?)いやらしいですね(笑)。でもみんなが着てくれたら嬉しいですよね。ユニフォームを持ってくれてるのも嬉しい。それには結果で応えるのが一番なんで頑張りたいですね。ホントに」

■松葉貴大投手の降板後談話
(先発6回、被安打3、失点1の内容)
「序盤からフォアボールが多く、テンポの悪い投球になってしまいましたが、バックの守備にも助けてもらい、何とか最小失点で粘ることができました。」

■安達了一選手のホームラン談話
(3回、左中間スタンドへ第2号勝ち越しソロ本塁打)
「打ったのはスライダー。すごくいい感覚でバットを振りぬくことができました。今年一番の当たりだったかもしれませんね。とにかく勝ち越すことができてよかったです!」

■クリス・マレーロ選手のホームラン談話
(初回、左中間スタンドへ第9号ソロ本塁打)
「打ったのはストレート。初球から積極的に行こうと思っていた。低めのボールだったけど、しっかりと自分のスイングができたよ。」

取材・文・写真/どら増田(オリックス番ライナー)

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