【DeNA】”第6の男”ネフタリ・ソトがスゴい!チーム内助っ人争い激化

【DeNA】”第6の男”ネフタリ・ソトがスゴい!チーム内助っ人争い激化

ネフタリ・ソト

 ☆ネフタリ・ソト大活躍

 ゴールデンウィークの最終日5月6日の巨人戦で、超満員の横浜スタジアムが揺れた。チーム打率、出塁率ともにリーグ最下位の、ベイスターズ打線の起爆剤として2番に起用された、ネフタリ・ソトがいきなり大暴れしたのだ。まずは初回、桑原将志を塁に置いての場面で、レフトフェンス直撃のタイムリーツーベース。続く3回の打席では、バックスクリーンの"コカコーラ"の看板のさらに上に叩き込む、驚愕のホームランをかっ飛ばした。これに触発されたベイスターズ打線は大爆発。今シーズン初の二桁得点を挙げ激勝した。続く9日のカープ戦でも、2安打1フォアボールの活躍。特に1点ビハインドの9回、ヒットで出塁し土壇場で同点に追いつく足がかりとなり、ほぼほぼ負けていた試合を、引き分けに持ち込んだ立役者となった。ファームから上がってきてすぐに、ラッキーボーイとして躍動している。

☆外国人枠問題

 2018年のベイスターズには、6人の外国人選手が在籍している。一軍の外国人枠は4枠しかない為、2人はファームに落ちる事となる。誰を残すかといえば、まず欠かせないのは不動の4番、ホセ・ロペス。勝利の方程式入りしているセットアッパー、スペンサー・パットン。この2人はよほどの事がない限り安泰だろう。次点が勝ち負け関係なく投げる便利屋左腕、エドウィン・エスコバー。登板過多のため、疲れが見えた時は二軍で休養もありえるが、この調子を維持しているうちは貴重な存在だ。残り2人は先発投手。去年二桁勝利をあげ、強打者でもあるジョー・ウィーランド。今期入団で開幕からローテーションに入り、既に2勝を挙げているエディソン・バリオス。現在はこの2人がファームに落ちている。ウィーランドは右肘痛から復帰してきたが、結果が伴わず再調整を命じられた。バリオスはそのウィーランドと入れ代わりで二軍落ちしたが、先発投手陣よりも、打撃陣の不調の方が深刻なために、打撃好調なソトに白羽の矢が立った。

☆フレキシブルな用兵

 この先もチーム状況によって、助っ人の上げ下げをして来るだろう。ソトの攻撃力は魅力だが、未知数の部分も多々ある。リーチのある外国人に有りがちな、内角のストレートは捌けるのか。また、届かない外角のスライダーにバットは止まるのか。などなど。しかし、不調に陥った場合にも、スタンバイしている外国人がいることは心強い。ハズレの外国人がいない。これはラミレス監督の嬉しい悩み。自らの現役時代の経験から、助っ人の気持ちは誰よりも分かる。外国人監督ならではの掌握術で、外国人をベストの形で用兵する。今年の横浜はチーム内にも戦いがある。かつての選手層の薄さは、もうどこのポジションにも無い。

取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘

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