オリックスがオリ姫&オリ達ユニを発表。過去にはチェック柄採用で賛否両論も…

オリックスがオリ姫&オリ達ユニを発表。過去にはチェック柄採用で賛否両論も…

(C)オリックス・バファローズ

 オリックスが2015年から毎年開催している『Bsオリ達デー&Bsオリ姫デー』で選手が着用するユニフォームを発表した。モデルとして会見に出席した近藤大亮投手は「スピード感がある」とデザインを評価した。一方、大城滉二内野手は「肌触りが良く、動きやすい」とデザインには触れず、ユニフォームの素材について言及。ユニフォームの素材は普段のユニフォームと同じはずなのだが…。

 過去、同イベントと同時に行われた試合を振り返ってみたい。

2015年
ピンク縁 2勝2敗
4月29日 オリ姫 楽天 6-0
5月29日 オリ姫 広島 3-6
8月15日 オリ達 ロッテ 6-0
8月16日 オリ達 ロッテ 0-5

2016年
チェック柄 2勝4敗1分け
4月29日 オリ姫 楽天 3-4
4月30日 オリ達 楽天 5-0
6月11日 オリ達 DeNA 0-7
6月12日 オリ姫 DeNA 0-4
8月19日 オリ姫&オリ達 楽天 0-3
8月20日 オリ姫&オリ達 楽天 11-1
8月21日 オリ姫&オリ達 楽天 4-4

2017年
豹柄 1勝1敗
6月10日 オリ達 中日 5-3
6月11日 オリ姫 中日 0-4

 そして4年目の今年は、以下の3試合が組まれている。

2018年
6月24日 オリ達 ソフトバンク
7月8日 オリ姫 ソフトバンク
7月16日 オリ姫&オリ達 日本ハム

 もともとこのイベントは、優勝争いを繰り広げた2014年に始まった。「カメラ女子」から派生して増加した女性ファンを見て、球団は“Bsオリ姫”というブランドを立ち上げた。女性ファン向けのグッズを販売したところ大ヒット。オリ姫デーは満員御礼となり、西野真弘内野手というシンデレラボーイを生み出した記念すべき日となった。西野は現在でも「あのオリ姫デーは忘れられない。僕にとっては大切な日」と話している。

 翌月には広島戦で「カープ女子」との対決を煽って第2回目が開催され、オリ姫とカープ女子による綱引きやリレー対決などを開催。広島の応援団も巻き込んで、大いに盛り上がった。球団は「女性ファンばかり…」という声もしっかりと受け止めて、夏には“Bsオリ達”ブランドをシャレで立ち上げたところ、こちらも好評だった。翌年からはユニフォームもオリ姫、オリ達としっかり分けて制作。日程も増やした。

 2016年に採用したチェック柄は、発表と同時に賛否両論が起こったが、米メディアでも紹介されるなど、大きな反響を呼んだ。ちなみに選手からは好評で、選手の知り合いから「ユニフォームがほしい」という依頼が殺到したという。グッズも爆発的にヒット。ユニフォームを現在でも着用しているファンが多い。後藤駿太外野手は当時「これぐらいやればスタンドからも分かりやすいと思うし、外野で守っているときにスタンドが青とかピンクに染まっているのを見て、たくさんファンがいるんだな。気持ちいいなと思った」と話していた。

 しかし、2017年は日程が縮小され、ユニフォームもトーンダウンした。「大阪の球団らしくボディーに豹柄の『Bs OSAKA'N NAVY』をあしらい、シンプルながらも個性を主張するデザイン」との狙いで豹柄をあしらったのだが、ベースがネイビーに近いブルーだったこともあり、遠目からは分かりづらいユニフォームではあった。選手からも「スタンドから違いが分かりますかね?」という声が出ていた。

 今年は「勇敢に、そして縦横無尽にフィールドを駆け抜ける選手たちの姿、後押しするファンの皆さんの声援、チームが一体となるつながりや結束を幾何学的なアクションラインパターンで表現。シンプルながらも鮮やかで力強いデザイン」にした。たくさんのパターンのラインがユニフォームを彩っていて、近くで見るとカッコイイのだが、スタンドからは分かりづらいかもしれない。

 「選手にカッコ悪いユニフォームは着させられない」

 担当者のユニフォームに対する思いは強い。それは昨年デサントと契約した際、「ロゴの刺繍だけは譲れません」と昇華プリントを拒んだことからも明らか。毎年発表される「オリ達&オリ姫ユニ」や「夏の陣ユニ」は選手に対する思いを最優先にしてデザインを決めているのだ。

 チェック柄や、夏の陣で採用された地球柄、宇宙柄と、オリックスのユニークなユニフォームは行きつくところまで行った感もあるが「次はどんなユニフォームを作ってくれるのか楽しみ」と毎年ユニフォームに期待している選手も多い。再び斬新かつカッコいいデザインを追求して、私たちや選手を驚かせてもらいたい。

取材・文 / どら増田
写真提供 / (C)オリックス・バファローズ

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