内海はどうなる?人的補償で巨人を去った選手たちの翌シーズン

内海はどうなる?人的補償で巨人を去った選手たちの翌シーズン

工藤公康

 20日に発表され、各メディアによって大きく報じられた巨人・内海哲也の埼玉西武移籍。実績のある功労者が人的補償のプロテクト外だったという事実に、ネット上では様々な意見が噴出している。

 長年過ごしたチームを離れる心境は本人のみぞ知る所だが、一度決まったことはもう覆らない。新天地となる埼玉西武では、古巣を悔しがらせるような活躍を見せてもらいたいところだ。

 ところで、過去の人的補償選手の中には、巨人を離れることになった投手が7名いる。今回の内海と同じく新天地に赴くこととなったこの6名は、移籍1年目となる翌シーズンにどのような成績を残してきたのだろうか。

 過去に巨人から人的補償で移籍した選手は川邉忠義(日本ハム/1996年)、平松一宏(中日/2002年)、工藤公康(横浜/2007年)、藤井秀悟(DeNA/2012年)、一岡竜司(広島/2014年)、平良拳太郎(DeNA/2017年)、高木勇人(埼玉西武/2018年)の7名。この7名は全て記載の1年目に一軍登板を果たしており、平松以外の6人は白星をマークしている。

 白星を記録した6名の内、最も多い7勝を挙げたのは工藤と藤井の2名で、工藤はその内の3勝を古巣巨人からマーク。2007年の横浜は対巨人「8勝16敗」とかなり分が悪かったことを考えると、十二分の働きをしてくれたといえるだろう。

 川邉・一岡・平良の3名は、移籍先での白星がプロ初勝利となっている。特に一岡はこの年「31試合登板・2勝0敗2セーブ16ホールド・防御率0.58」とブレークを果たしており、現在でも広島のブルペンを支える貴重な戦力となっている。

 内海と全く同じパターンで移籍した高木は、8試合に登板し「1勝2敗・防御率8.69」と1年目は今一つ。ただ、今オフ参戦している「オーストラリアン・ベースボール・リーグ」では好投を続けており、2年目の飛躍へ順調に経験を積んでいる。

 これまで残してきた実績を考えると、新天地でもすぐにチャンスが巡ってきそうな内海。過去の7名を全て上回るような、素晴らしい1年目を送ることはできるだろうか。

文 / 柴田雅人

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