オリックス高卒3年目の岡崎、58試合出場の鈴木昂ら4人に戦力外通告

オリックス高卒3年目の岡崎、58試合出場の鈴木昂ら4人に戦力外通告

岡崎大輔

 オリックスは22日、黒木優太投手、山崎颯一郎投手、鈴木昂平内野手、岡崎大輔内野手と来季の契約を結ばないと通告した。

 球団は「まだ何とも言えない状況」とのことだが、黒木と山崎は今年トミー・ジョン手術を受けてリハビリ中なだけに、育成での再契約が濃厚である。

 鈴木は2015年、三菱重工名古屋からドラフト7位で入団。守備、走塁、バント、右打ちのスペシャリストとして、4年目の今年は58試合に出場、打率.227、出塁率.333はキャリアハイだっただけに、今回の発表はファンの間からも驚きの声が上がっている。今年はスタメン起用もあったので、それも当然だろう。

 また、2016年に花咲徳栄高からドラフト3位で入団した岡崎も戦力外になってしまった。この年は山本由伸がドラフト4位だったことからも、球団が岡崎に期待していたのは言うまでもない。岡崎は花咲徳栄のキャプテンを務めていたこともあり、オリックスは将来のキャプテンを見込んで岡崎を獲得した。ルーキーイヤーから1軍に昇格すると、「高校の時は打てなかった」東北楽天の藤平尚真(横浜高)からプロ初安打を記録。「高校じゃ歯が立たなかったのにプロでヒットが打てるなんて不思議なもんですね」と笑顔で話していたのを思い出す。現在は外野手登録となっている宗佑磨とは、「将来は2人で二遊間を守ろう」と寮で誓い合うなど、チームの近未来を考えていた選手なだけに、2年目以降1軍出場がなかったのは残念である。

 オリックスは昨年ドラフト1位で太田椋、今年ドラフト2位で紅林弘太郎と高校の内野手を上位指名している。“打てる”“守れる”内野手の育成は、ここ数年のチームにとって課題となっているが、鈴木のような“スペシャリスト”や、岡崎のような“キャプテン能力”を備えた選手も今後育成していかなければならない。黒木や山崎が育成契約したとしても、支配下登録が確約されているわけではなく、まだまだ伸びしろがある各選手には次のステージを頑張ってもらいたい。

(どら増田)

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