プロ野球OBユーチューバー、炎上しやすいのは現球界への批判? 2019年相次いだデビュー、不動のベスト3を抜けるか

プロ野球OBユーチューバー、炎上しやすいのは現球界への批判? 2019年相次いだデビュー、不動のベスト3を抜けるか

里崎智也氏

 2018年4月24日に高木豊氏(元大洋、横浜他)がOBとして初めてチャンネルを開設して以降、続々とユーチューブに参戦しているプロ野球OB。日本人OBだけでなく、元巨人・クロマティ氏や元横浜・ポンセ氏といった外国人OBもチャンネルを開設している。

 2019年も参入が相次ぎ、現在までに20名以上がチャンネルを開設しているプロ野球OB。毎日欠かさず投稿をする人物もいれば、数か月単位で動画投稿がストップしている人物もいるなど投稿頻度は様々だが、その中でも視聴者からの支持を受け再生回数を伸ばし、成功しつつあるのが高木氏、元ロッテ・里崎智也氏、元巨人・笠原将生氏の3名だ。

 昨年4月24日に開設された高木氏のチャンネルは、現在チャンネル登録者数が約18万人で、これまでの最高再生回数を記録した動画は今年7月22日の『【谷繁元信さん登場!】谷繁さんが現役時代に感じた凄いバッターを語る!』の約95万回。自身の人脈を生かした豪華ゲストの登場が強みで、今年も谷繁元信氏(元中日他)、槇原寛己氏(元巨人)、宮本慎也氏(元ヤクルト)といったOBが出演。また、9月にはシーズン中にも関わらず、巨人・原辰徳監督も登場している。こうした大物たちが明かす現役当時の裏話や考え方は、高木氏のチャンネルの大きな見どころとなっている。

 今年3月26日に開設された里崎氏のチャンネルは、現在のチャンネル登録者数が約21万人で、これまでの動画における最高再生回数は11月3日の『【え!?こんなに差があるの!!】一軍と二軍の差はこんなにも大きかった…』で記録した約65万回。“12球団のドラフト指名”、“セ・リーグとパ・リーグの力量差“、“FA制度の改革”といった球界のトピックについて、歯に衣着せぬ物言いで切り込んでいく点が特色で、現役時代に捕手としてプレーした経験を生かしたリード論などの動画も好評を博している。

 現在のチャンネル登録者数が約10万人の笠原氏のチャンネルは、前述の里崎氏と同じく今年3月26日に開設され、同日の『【新事実】笠原将生が例の事件を語る!!』で記録した約62万回が現時点での最高再生回数。笠原氏は2015年10月に発覚した野球賭博問題への関与で、多くのプロ野球ファンから批判を受けたが、動画では“セ・パ両リーグの順位予想”、“留置所生活の全貌”、“プロ野球選手の喫煙事情”といった際どい話を展開し、支持を集めている。

 ここまでで名前を挙げたOBたちからは遅れたものの、11月12日に現役復帰を宣言し話題を呼んでいる新庄剛志氏(元日本ハム他)を筆頭に、新庄氏と師弟関係を築いた森本稀哲氏(元日本ハム他)や、現役時代から話術に定評のある小田幸平氏(元中日他)、さらには2004年に裏金問題で世間を騒がせた一場靖弘氏(元楽天他)といったOBもユーチューブに参入している。間もなく迎える2020年は、一体どのようなOBが新たに参入を果たすのか。また、登録者100万人を突破し、トップユーチューバーの仲間入りを果たす人物は誕生するのだろうか。注目して行きたい。

文 / 柴田雅人

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